こんばんは(´゚ω゚`)ケボスケです。
事件です。
この間、ふとSP125を眺めていたら…
( ; ゜Д゜)…!!
穴の中で何かの卵が孵化して幼虫が居眠りをしていました。
穴に砂が大量に詰まっていたのでなんとなく予感はしていましたが、蜂だったら怖いのでほじくってしまいました(;^o^)
何の昆虫の卵かは分かりませんが可愛いもんですね~(*^ω^)
( ゚д゚ )彡ですけどお客さん!宿泊料は延滞分も含めてちゃーんと頂きますよ!
🐌…
🐌アッ…!!さだまさし…!!
Σ(`Д´ )ナヌッ…!?
🐌..💨💨
グリップヒーターの電源はACC電源よりリレーを使ってバッテリーから直で取るのがオススメ!Kaedear「KDR-GH1」が最強過ぎた
さてさて。東北の早朝はだいぶ寒くなってきて気温が一桁前半になる日も出てきました。夏用の装備だと流石にキツいのでそろそろ冬支度を始めないといけませんね。
では毎年恒例の…
という訳で今回は冬の通勤時には絶対オススメ!「グリップヒーター」をT115に装着していきます。
とは言っても実は昨年から使っていたりするので今回で2シーズン目になりますね(;^o^)ゞ
記事を書くのを忘れていた訳ではなくて、後回しにしてたら頭の隅っこの小さなスペースにすっぽり嵌まって出てこなくなったんです。
(T。=ω=)人はそれを「忘れる」と言うのだよ
グリップヒーターとはその名の通りグリップを温めてくれるアイテムで、冬の手の寒さ対策には抜群の効果を発揮するとても便利なアイテムです。
冬の冷た~い走行風をシャットアウトしてくれる良き相棒「ハンドルカバー」と併用する事で手のスペースが完全に炬燵(こたつ)化します。
基本的に嵌めるだけのハンドルカバーと比べると取り付けが結構めんどくさかったりしますが、それでも付ける価値があるくらいグリップヒーターはポカポカで快適です。
グリップ自体をヒーター内蔵の物と交換して使う「ヒーター内蔵式グリップ」タイプと、既に装着しているグリップの上からカバーの様な物を巻き付けて使用する「巻き付け式」タイプがあります。
前者はグリップの握り心地があまり変わらない為、スロットル操作に違和感が出にくい点がメリットです。デメリットは巻き付け式タイプより価格が高めなのと、基本的にカラーが単調な黒である事がほとんどなので、グリップをカスタムしたい人にとってはちょっと物足りなく感じるかも知れない点です。
後者はグリップ内蔵式よりも価格が安く、巻き付け式なのでグリップを選ばず簡単に取り外せるのがメリットです。デメリットはカバーを巻き付ける事によりグリップ径が若干太くなるのと、カバーの材質によっては滑りやすくなったりする物もあるのでスロットル操作に違和感が出る可能性がある点です。
僕が昨年に購入したのは後者の巻き付け式タイプ「Kaedear(カエディア) KDR-GH1」です。
これを選んだ理由は...
ナンデダッケ…( 'A` )??
・極薄の牛革でフィーリングを変えない
・安心の国内メーカー&1年保証
・90℃まで上がるからお肉が焼ける(かも知れない)
だった気がする(; ^ ω^ )b…一番下のは違うかも
この「Kaedear KDR-GH1」は電源の入力がUSBのタイプと12Vのタイプがあります。
出力(ヒーター温度)
12V>USB
取り付け易さ
USB>12V
T115には純正でUSB電源は付いてないですし、出来るだけ出力が高い方が良いかなと思ったので今回は12Vタイプを選びました。
中身はこんな感じです。
割と丁寧で質は中々良い感じに思えました。
配線にSAEアダプタが付いており、使わない時期はスイッチだけ車体に残しておくという事も可能です。
さて。これを取り付けるにはまず12V電源を確保しなければいけません。
電源の確保だけならバッテリーから直で取るのが手っ取り早いですが、それだと常時通電状態になってしまうのでバッテリー上がりが懸念されます。グリップヒーターの電源を消し忘れた次の日にはもう…
「仕事に行けぬ゙ぁぁい…!!」
ではACC(アクセサリー)電源ならどうでしょうか?
ACC電源とはキーON時のみ通電する電源(灯火類やホーン等)の事です。後付けの電装系パーツ等で使用されている方も多いかと思いますが、電熱系アイテムには正直ACC電源はあまりオススメしません。
理由はACC電圧では電熱系アイテムの出力が安定しない場合があるからです。バッテリー電圧とACC電圧では若干ACC電圧の方が低くなる為そういう事が起こります。
「グリップヒーターを購入してみたけどあまり温かくないわ(´・👄・`)…」という方は試しに一度バッテリー直で電源を取ってみて下さい。
冬場は更に気温が下がりバッテリーの性能も落ちますので、尚更電熱系アイテムの電源はバッテリーから直で取りたいところ。
そこでリレーを使った電源の取り出しをオススメします。
簡単に配線図を作ってみました。
あくまで僕の取り付け方なので参考程度にどうぞ。
かしめる際はスリーブや熱収縮チューブ等を先に電線に通しておくのを忘れずに。
電線の太さは太ければ太い程流せる電流が大きくなりますが、実際バイクでそこまで消費電力の大きな電装品は使いませんので、加工のしやすさ的に考えても0.75sq辺りで十分かと思います。僕はなるべく太さを揃えたかったので2.0sqにしています。
カプラーを作る時は0.2sqとかを使ったりしますね(-ω-)
モノタロウの4極リレーの赤線と黄線は3.0sqですが、モノタロウで買った電線は2.0sqまでしか無かったので仕方なく2.0sqにしています。
この4極リレーはACC電源から入力があるとバッテリーから電装品に電気が流れるようになる仕組みです。
こうする事によって安定した電源を確保しつつバッテリー上がりを防ぐ事が出来ます。
ただし配線が少々面倒です( 'A` )ゞ
という訳で用意したのはこちら
・モノタロウ ON/OFFスイッチ用リレー(DC12V 20A)
・モノタロウ 配線コード赤(2sq)
・モノタロウ 配線コード黒(0.75sq)
・モノタロウ 電源取り出し用ヒューズ(ミニ平型7.5A)
・エーモン 3301 ギボシ端子セット
・キタコ 絶縁チューブ(φ5.2×2m)
・モノタロウ 丸型裸圧着端子(MR1.25-5B)
・モノタロウ 丸型裸圧着端子(MR2-5B)
・アマゾン 熱収縮チューブ
ヒューズとヒューズホルダーも写ってますが気にしないで下さい(-ω-)
リレーはフロントカウル内に良い場所があったので、ここのスクリューでカウルと共締めします。
赤→バッテリーの+端子へ
黒→バッテリーの-端子へ
青→ACC電源へ
黄→グリップヒータースイッチの端子へ
まずACC電源は電源取り出し用ヒューズ(ヒューズ電源)を使ってヒューズボックス内の「LIGHT」から取ります。
ヒューズボックスはバッテリーのすぐ隣にあります。
SIGNALはT115の場合ヒューズが飛ぶとイグニッションがOFFになるので避けました。ヒューズ電源にも管ヒューズは付いているので大丈夫かとは思いますが、万が一の事を考えたらLIGHTから取る方が賢明でしょう。
ちなみにBACK UPはACC電源ではなく常時電源なので避けて下さい。
ヒューズには「平型ヒューズ」「ミニ平型ヒューズ」「低背ヒューズ」等がありますが、T115はミニ平型ヒューズを使用しています。
LIGHTヒューズを抜き取り、ここに7.5Aのミニ平型ヒューズ電源を取り付けます。
普通のヒューズに極性(向き)はありませんが、電源取り出し用ヒューズには向きがあります。ヒューズを抜いてヒューズボックス内の端子をテスターで測定した時に反応する側にヒューズ電源のコードが来るように取り付けます。
電源取り出し用ヒューズを取り付けるとヒューズボックスの蓋が閉めれなくなるので取り敢えずハーネステープで保護しておきました。
ヒューズ電源のギボシ端子はリレーの青線へ繋ぎます。
グリップヒーターのスイッチは左側のミラーアダプタ部に固定して配線はその下の穴を通す事で見た目をスッキリさせました。
↑ステーを間違えて逆につけてしまっています(;^o^)ゞ
ちなみにスイッチステーの穴径は10mmなので、純正ミラーアダプタを使っている場合は固定が不安定になります。なのでワッシャー等を使って対策をするといいかも知れません。僕はキタコの17mmミラーアダプタを使用しているので固定に問題はありませんでした。
スイッチは完全防水ではなさそうなので、ビニールを被せたり透明なテープ等を巻いて保護しておくといいかも知れませんね。
配線はヘッドライト&フロントカウル内を通してグリップヒーター本体までの配線はメーター部の下から出し、もう片方の電源のギボシ端子はリレーの黄線へと繋ぎます。
この様なナイロンクリップを使うと配線がダラ~ンとならずにスッキリさせる事が出来ます。
赤線と黒線はサイドカウル内に結束バンドで固定し、赤はバッテリーの+、黒は-へと繋げます。
被覆を剥いて…
熱収縮チューブを入れて…
丸型裸圧着端子を入れて…
電工ペンチでかしめて…
熱収縮チューブをヒートガンで温める
反対側も…
完成ヾ(*^ω^)ノ
取り付け。
保護チューブ付け忘れてます(-ω-)
+端子のカバーが邪魔なので少し切れ目を入れました。
最後にグリップヒーター本体を付属の紐でグリップに取り付けます。(靴紐を結ぶような感覚で)
ユルユルに巻くと後々ズレてくるので、よく密着するように気持ちキツめに巻くと良いです。巻き始めと巻き終わりが手前側に来るように取り付けるといいかも知れません。左右どちらから巻き始めるかはお好みで。
取り付けが終わったらきちんとキーON時のみ作動するかを確認します。
スイッチを長押しで電源のON/OFFが出来ます。
カエディアKDR-GH1レビュー
まずは謳い文句にある牛革の握り心地。確かに薄いです。手が小さめな僕でも特に太くなって操作しづらいといった事はありません。なのでグリップ径に関してはあまり気にしなくてもいいかと思います。
牛革は最初は滑る感じがして「気持ち悪っ( ´Д`)」と思いましたが、すぐに慣れました。
次に肝心の温かさ。
設定温度を4段階で調整出来ますが、ハッキリ言って一番上の最強モードは使う機会がほぼありません。
薄手のグローブだと「ヾ(;^ω^)ノ アチャチャチャチャーwwwww」っていうくらい熱くなります(笑)
素手で触ると本当に僕の肉が焼けそうです(;^o^)
気温は氷点下、ハンドルカバー併用だと薄い手袋でも2~3段階目で快適です。思わず「あったかいんだから~♪」と口ずさんでしまいますよ(*^ω^)b
真冬の片道30kmの通勤でもバイクを降りた後に手が冷えてないのは素晴らしいと思います!
ハンドルカバー無しだと手の内側だけ熱くて外側は冷たくて辛いという変な感じになりますね。
という訳でとても温かくて快適なので、取り付け・配線加工に抵抗が無ければオススメ出来ますね~(*´・∀・)
以上、「Kaedear グリップヒーター KDR-GH1」のレビューでした。