こんにちは(。・ω・)ノケボスケです。
ヤマハのXSR125が発表されましたね。
155と違ってポップなカラーリングですね。
エンジンはYZF-R125やMT-125と同じロングストローク15馬力のおばけエンジンです。低燃費が期待出来ますね。
VVA(可変バルブ機構)も搭載されるのかな?(-ω-)
現在R125とMT-125は正規販売されていないので、XSR125に関しても並行輸入扱いになるかと思います。価格もR125やMT-125の値段を考えるとそれなりにしそうですね。
ネオクラシックというジャンルではホンダにCB125Rという強力なライバルもいますし、ヤマハの国内125ccMTラインアップは壊滅的なので、正規販売は期待出来ないと思っていいでしょう。
さて、本題に入ります。
この度T115を更にハイギヤード化する事にしたのですが、減速比を変えるにあたってどのような感じになるのかを知るために、似たような出力特性かと思われるスーパーカブC125とWAVE125iのパワーウェイトレシオとトルクウェイトレシオをT115と比較してみます。
ついでにオマケで何車種かも一緒に一覧にしてみたので参考程度にどうぞ(-ω-)
パワーウェイトレシオ、トルクウェイトレシオとは?
その前にパワーウェイトレシオとトルクウェイトレシオとは何かというと、バイクの速さを簡易的に比較する為の1つの指標になります。パワーウェイトレシオ
パワーウェイトレシオは文字通り車重(ウェイト)と馬力(パワー)の比率で、1馬力当たり何kgを引っ張ってるかを数値で表したものです。車重÷最大馬力で値を求める事が出来ます。このパワーウェイトレシオの値が低ければ低いほど理論上は最高速度・加速力が速くなります。
トルクウェイトレシオ
トルクウェイトレシオも同じで車重÷最大トルク(kgf・m)で値を求めます。トルクウェイトレシオは低ければ低いほど理論上は加速力が良くなります。
実際の最高速度、加速力は他にも様々な条件(※)が絡んできて最終的に決まるので一概には言えませんが、簡易的な指標として見る分にはウェイトレシオは有効です。
※ギア比、気筒数、タイヤサイズ、チェーンサイズ、空力性能、独自機構、セッティング等
それではパワーウェイトレシオ(PWR)から見てみましょう。
※PWRの上の値は素の状態、下の値は体重65kgの人が乗った時のものです
車種名 | 最高出力 | 車重 | PWR |
---|---|---|---|
T115 | 8.7PS/7000rpm | 98kg | 11.26 |
18.74 | |||
WAVE125i | 9.1PS/7500rpm | 107kg | 11.76 |
18.90 | |||
C125 | 9.7PS/7500rpm | 110kg | 11.34 |
18.04 | |||
YB125SP | 9.7PS/7800rpm | 115kg | 11.86 |
18.56 | |||
SP125 | 10.9PS/7500rpm | 118kg | 10.83 |
16.79 | |||
GSX-R125 | 15PS/10000rpm | 134kg | 8.93 |
13.27 |
パワーに関しては流石にGSX-R125が圧倒してる感じですね。
最高速でいったら120km程度(メーター読みで130km)というところでしょうか?
最大出力発生回転数が他と比べて高いので、高回転まで回るエンジンだという事が分かりますね。
そして注目してもらいたいのがT115。
素の状態だとSP125に次いで3番目にレシオが低いのですが、人を乗せた途端にブービー賞受賞です。
T115とGSX-R125を比較してみると素の状態だと2.33、人を乗せた状態だと5.47の差がつきます。
SP125とGSX-R125を比較してみると素の状態だと1.90、人を乗せると3.52の差がつきます。
パワー(馬力)の無いバイク程重量増しに対する負荷が大きくなっていく事が分かりますね。
(▼∞▼)君みたいな子は軽量化がいかに大事なのかが分かったかね?
(T。・ω・)はい。お菓子止めます。
次にトルクウェイトレシオを見てみましょう。
車種名 | 最大トルク | 車重 | TWR |
---|---|---|---|
T115 | 1kgf・m/5250rpm | 98kg | 98 |
163 | |||
WAVE125i | 1kgf・m/5000rpm | 107kg | 107 |
172 | |||
C125 | 1kgf・m/ 5000rpm | 110kg | 110 |
175 | |||
YB125SP | 1kgf・m/6000rpm | 115kg | 115 |
180 | |||
SP125 | 1.1kgf・m/6000rpm | 118kg | 107.27 |
166.36 | |||
GSX-R125 | 1.1kgf・m/8000rpm | 134kg | 121.82 |
180.91 |
トルクに関しては最大トルクがほぼ同じなので重量が軽いT115に分がありますね。
10ccの排気量の差、発生回転数の低さを考えると加速感はC125やWAVE125iとほとんど同じような感じになると思います。
GSX-R125は一番重量がありレシオが一番高い上に最大トルク発生回転数も一番高いので、T115のような下から来るトルク感はあまり感じられなそうです。タイヤもT115に比べると大分太いですし。ギア比にもよりますが。
恐らくT115とGSX-R125が同じ条件でシグナルダッシュした場合、最初の数秒だけT115がリードし後はどんどん離されていく展開になりそうです。
あくまでゼロからの発進であって、回転数を上げた状態で発進されたら最初から完敗でしょうね(-ω-)
という訳でT115とC125やWAVE125iは大体同じようなパワー感、トルク感である事が分かったので、T115の二次減速比を変更する際にC125とWAVE125iの総減速比と実際にスプロケットを変更した方のインプレを見て、どのくらい変えるかを決めたいと思います。
予定では今の所リアを38Tにするつもりでいます。