こんばんは(´゚ω゚`)ゞケボスケです。
この間、イオンモールに出掛けた時に「飛賀屋」という和食店でお刺身定食を食べました(*´▽`*)
普段はすき家とかサイゼリヤとか低価格なお店しか行かない僕からしたら…もうね、御馳走ですよヾ(*^ω^)ノとても美味しかったです!
意外と他のメニューもそこまで高くはない感じだったので中々コスパの良いお店かも知れません。
なのでまたイオンモールに出掛ける機会があったら寄りたいですね。
ママ、僕ゲームセンターの機関車トーマスに乗りたい( ^q^ )ぁ
でも割と本気で楽しそうだった件
メンテナンスを怠るとフルード漏れや引きずりの原因に!?T115のブレーキキャリパーのメンテナンス
さてさて。今回はT115のブレーキキャリパーのメンテナンス(清掃とグリスアップ)を行います。ブレーキキャリパーメンテナンスの目的としては、
①ピストンの錆や汚れによる動作不良(ブレーキの引きずりの原因になる)&シールに傷が入る事によるブレーキフルード漏れの防止
②キャリパースライドピンの固着によるブレーキの引きずりの防止
主な目的はこの2つです。ブレーキキャリパーメンテナンスは定期的に実施する事をオススメします(ブレーキパッドの残量を気にするという意味でも)。
と一応言っておく⊂(; ^ω^ )⊃
ちなみに僕は今回で3回目になるんですが、前回やったのは…
イツダッケ…( 'A` )
っていうくらいやってません(;^o^)ゞ🌵サボテンダーです🌵
取り敢えず冬に入ってからは一度もやってないのは覚えています( ・`д・´)キリッ
昨年は融雪剤バンバン撒かれてたからなぁ…(;^o^)大丈夫かなぁ…?
融雪剤ってあれですよ。
塩。
は・か・た・の・し・お!!
では無いです(ヾノ・∀・`)
(T。▼ω▼`)誰だこんな所に塩撒いたのは!?
融雪剤撒かれた道路を走ってきたらその都度水で洗い流せば良いんですが…なにせ面倒でしてね( 'A` )ゞ
(T。▼ω▼`)貴様には愛が足らん!
という訳でやっていきましょうか(-ω-)b
ブレーキキャリパー分解
まずはボルトを3ヶ所外してブレーキキャリパーを外します。下にブレーキキャリパーを置いておく箱か何かを用意しておくと良いです。
ブレーキダストで真っ黒くろすけになっています。
クリップを2ヶ所外してピンを抜きます。
ピンを抜いたらブレーキパッドを外します。
キャリパーブラケットをラバーブーツから引き抜きます。
奥のパッドスプリングを外します。パッドスプリングは上下2ヶ所の爪で固定されています。
きちゃない(´-ω-`)
汚物は消毒だ~!!(●)^o^(●)
中性洗剤とナイロンブラシ(古くなった歯ブラシがおすすめ)で大体綺麗にはなります。こびりついた汚れはプラスチックスクレーパーでゴリゴリ。
大体綺麗になりました。
次にブレーキレバーを何回か握り、キャリパーピストンをニョキっと少し出します。
ピストン君「やぁ(´・ω・`)ノ」
※出しすぎ注意
ピストンが抜けたり戻すのが大変になります。もしピカピカの綺麗な面が出てきたらそこで止めるのが良いと思います。後で紹介するディスクブレーキセパレーターを使う場合は入れる隙間を確保しておくこと。リザーバータンク内のブレーキフルードの量にも注意です。
さて。顔を出したキャリパーピストン君。
彡⌒ミ
(´・ω・`)おん?
何やらブレーキダストのような汚れがたくさん付着しているので取り敢えず綺麗にしていきます。
奥側は汚れを見落しがちなのでピストンプライヤーを使ってピストンを回しながら全体を満遍なく綺麗にします。
ピストンプライヤーはストレート(STRAIGHT)のロッキングプライヤー式のものが使いやすくておすすめです。
ピストンには所々点錆で浅い凹凸が出来てしまっていましたが、ブルーマジックで磨いてみたら何とか消えてくれたので良かったです。
※磨く時は縦に磨かない事
キャリパーピストンには内部にブレーキフルードの漏れを防止したりピストンを戻す役割がある「ピストン(オイル)シール」、汚れや水分の侵入を防止する役割がある「ダストシール」が組み込まれています。
ピストンのピストンシールに当たる部分に錆でクレーター状の凹凸が出来てしまうと、そこからブレーキフルードが漏れる原因になります。また、ピストンの戻りが悪くなりブレーキの引きずりの原因にもなったりします。
今回は露出面のみの錆だったのでまだ何とかなりそうではありますが、基本的には錆は発生させない事、そしてクレーター状の凹凸が出来てしまったらピストンは即交換しましょう。
ブレーキパッドの残量(厚み)が減るとその分ピストンの飛び出し量も増えるのでブレーキダスト等の汚れが付着しやすくなります。それと同時にマスターシリンダーリザーバータンク内のブレーキフルードの量も減るので、ここも合わせて確認しておきたいところです。
それでは綺麗になったキャリパーピストンの外周に作動性を良くするのと防錆を目的にゴムに対して攻撃性の無いシリコングリス(又はラバーグリス)を薄く塗布していきます。
厚塗りすると埃を呼んでしまい逆効果になります。裏側も忘れずにしっかり塗ります。
※ピストンとシール間にグリスがあると摩擦は少なくなりますが、ピストンシールの性質上ピストンの戻りを軽く阻害するというデメリットもあります。
シリコングリスをピストンの外周に塗ったらディスクブレーキセパレーター(ピストン戻しツール)を使ってピストンを中に戻していきます。
その後何回かピストンを出し入れしグリスを馴染ませます。はみ出したグリスは拭き取ります。
ピストンを戻したらパッドスプリングを入れていきます。(※画像を撮り忘れました(;^o^))
ちなみにパッドスプリングはブレーキパッドに圧をかけてパッドがガタつかないようにする為に付いています。
次にキャリパーブラケットのスライドピンにもシリコングリスを塗ります。
ラバーブーツ内も綿棒でしっかり綺麗にします。
片押しキャリパーの仕組みは以下のようになっています。
片押しキャリパーの場合はピストン側のブレーキパッドが先にディスクローターに接触し、その反作用でキャリパーがスライドして反対側のブレーキパッドも動きディスクローターに接触します。
なのでブレーキパッドがディスクローターに接触するタイミングは厳密には左右で若干異なります。実際はほとんど同時と言っていいのですけどね。
そして、そこで重要になってくるのがスライドピンの潤滑です。これが錆等で固着してキャリパーと一体化するような事になってしまうと、勿論キャリパーの動きが悪くなりそれがブレーキの不具合の原因になります。
スライドピンにシリコングリスを塗ったらラバーブーツに戻します。
戻した後ブーツが捲れてないかも確認します。
次にブレーキパッドの残量を確認します。ブレーキパッドは全て均等に減っていくとは限らないので左右のパッドのそれぞれ外側と内側の計4ヶ所を確認します。
一番減っている所で残り2mmでした。
バイクの場合、新品時のブレーキパッドの厚みは5mm程度です(車は10mmくらいあります)。
ほとんどのブレーキパッドには排水や鳴き止めの為の溝があり、厳密に言えばこの溝が無くなるまで使う事は出来ますが、溝が無くなってから交換では遅すぎますし危険です。
T115の場合、パッド残量1mmで溝が完全に無くなるので、3mm以下になったらその後点検をマメに行い、2mmになったら交換で良いと思います。
という訳で次回はブレーキパッドの交換をしたいと思います。
ブレーキパッドをそのまま使う場合は溝にブレーキダストが溜まってる事が多いのでほじって綺麗にしておきます。
キャリパーピストン側のブレーキパッドの裏側には断熱と振動を吸収する為のシム(金属板)が付いています。
少々錆びていたので磨いて綺麗にしました。
ピストン側にも一応クッション効果を期待して耐熱性のあるカッパーグリスを薄く塗っておきます。
パッドの摩擦面には絶対にグリスを付着させてはいけません。
後はブレーキパッドを組んで元に戻します。
ブレーキキャリパーを車体に戻したら絶対に忘れてはいけないのが、ブレーキレバーを何回も握りパッドをディスクローターに馴染ませる事。
メンテ後はブレーキパッドとディスクローターが離れている為、最初はブレーキが全く効きません。これを忘れるといざ走行中に焦る事になります。
ちなみに一度センタースタンドを立ててフロントを持ち上げた状態でフロントホイールを「ゴルァァァ(#゚Д゚)」っと思いっきり回してみて下さい。
「シャァァ」とディスクローターとパッドが擦れる音がして1回転もしないようだと引きずっています。
※正常な状態でも構造上ブレーキパッドとディスクローターは若干触れてはいるので少々音はします。
車体からブレーキキャリパーを外した状態でもホイールがスムーズに回らない場合はホイール側(ベアリング等)に問題があります。
ホイールがスムーズに回らないというのはそれだけでかなりのフリクションロスになるので、定期的にメンテナンスをしっかりして万全な状態を保ちたいところですね!
って僕が言っても全く説得力ありませんね( ^ ω^ ;)
以上、T115のブレーキキャリパーメンテナンスでした。