こんばんは(´゚ω゚`)ケボスケです。
昨日はモスバーガーのテリヤキがリニューアルしたとの事で早速食べてきましたヾ(*^ω^)ノ
( ゚~゚ )モグモグ
つ🍔と
( ゚д゚ )…
つ🍔と
正直よく分かりません(;^ω^)…
なんかソースの甘さが控えめになって香ばしさが若干増したような…そんな感じですかね。
まぁ、どっちにしたってテリヤキは旨いのだヾ(*^ω^)ノ
T115をBONSUN(ボンスン)スパイクタイヤから純正タイヤへ交換するついでにフロントホイールのハブベアリングも交換
さてさて。今シーズンもようやく役目を終えたBONSUN(ボンスン)のスパイクタイヤちゃん。お疲れ様でした(。-ω-)ノシ
(T。・ω・)さらば友よ!また会う日まで!
ちなみに今期使用後のスパイクピンの状態。
フロント
消耗もほとんど無く、まだまだ使える感じ。
リア
若干消耗が見られるものの、こちらもまだまだ使えるレベルかなと。
乾いたアスファルトでの走行がほとんどでしたが、やはり超硬なだけあって耐摩耗性はなかなかのようです。ピン抜けもありません。
でもまた履く機会があったら今度は少し増ピンしようかなと考えています。
そして走行距離約18000km(実質13000km程度)現在のノーマル(純正)タイヤの状態はというと…
フロント
( 'A` )こやつは新品タイヤか!
っていうくらい減らない。
リア
だいぶ減ってきました。リアは駆動輪なので基本的にフロントより減りが早いのが普通です。フロントブレーキばかりを強くかける癖があったり、ハンドルに体重をかけるような乗り方をずっとしているとフロントも同じ様に減るんだとか(-ω-)
さて。そんなT115君ですが、今回のタイヤ交換のついでにフロントホイールのハブベアリングも交換することにしました。というのも、少し前からベアリングがゴロゴロ言うようになったからです。
ベアリング「ゴロゴロ(ミ ゚ω゚ ミ)」
異常を感じたら本当はすぐにでも交換するべきなのですが、もう少しでタイヤ交換だからその際に一緒にやればいいやと先延ばしにしてしまいました( ; ^ o ^ )ゞハハハハ
(T。■ω■)なんてヤツだ
それではベアリングを交換していきますが、その前に目安として現状のベアリングの打ち込み量を左右共に測定しておきます。
本当はデプスゲージがあると良いんですが無いのでノギスで(-ω-)
バイクのホイールハブベアリングは左右どちらかが奥まで打ち込まれていて、もう片方は若干クリアランスが出来るようになっています。
どちらを奥まで打ち込むかは車種毎に決まっていて、もし逆に打ち込んでしまうと、取り付けた際にホイールのセンターが出ません。センターが出ていないとブレーキの引き摺りの原因になったりするので間違えないようにしましょう。
一応両方試してみましたが、T115の場合はメーターギア側を奥まで打ち込むとホイールのセンターが出るようになっているようです。ディスクローター側を奥まで打ち込んでしまうとホイールが1.5mm程右側(ディスク側)にズレてしまいます。
簡易的な測定ですが(-ω-)
まぁ、フロントフォークの平行を確認した訳でもホイールの振れを確認した訳でも無いので確かではないです。
ブレーキキャリパーとのオフセットの事を考えるとディスク側を奥まで打ち込んだ方が間違いが無くて良いような気もしますが、海外の方の動画を見てもT115系列の車種はメーターギア側から打ち込んでいるので間違いないとは思います。そういえばYB125SPもメーターギア側からだった気がする。
という事で古いベアリングを「ベアリングプーラー」を使って外していきます。
このベアリングプーラー。ネットショップでよく見掛ける物ですが、4000~5000円くらいで売られている物と10000円くらいで売られている物があります。類似品というやつですね。
後者の物はデイトナ、アストロ、ストレート、超原ツール等が扱っている台湾製で、僕が使っているのもこちらです(超原ツールで購入)。商品名に「F1」と付いてる物がそうでしょうかね?超原ツールは「M007」ですが。
こちらは実際に質も中々良いのでオススメです。
前者の安い方は恐らく中国製かと思われますが、レビューを見るとやはり価格なりといったような感じでしょうかね?
まぁ、普通の方はベアリング脱着の機会なんて滅多に無いでしょうから、そう考えると1万円は高いような気もしますが(-ω-)
ちなみに、以前はもっとお高いハスコーのベアリングプーラーを使っていましたが、これも引っ越しの際にゴミ箱行きに…(;つД`)グスン
このベアリングプーラーの使い方ですが、まずはベアリングの内径に合ったアタッチメント(チャック)を取り付けます。
チャックをある程度まで入れるとカチッとはまった様な音がするかと思います。
チャック先端の爪が↓こんな感じに引っ掛かるようになっています。
取り付けた後はチャックが少し上下に動かせるかと思います。
次にチャックのサイズにあったプッシュボルトをチャックに取り付けます。
このプッシュボルトを締めていくとチャックの爪が開くようになっています。プッシュボルトを締める際はまずチャックを手で軽く上がるまで上げながら手で締めると良いです。チャックの爪がベアリングのインナーレースにきちんと掛かってる感じですかね。
斜めに取り付けてしまってたりしないかもしっかりと確認して下さい。
プッシュボルトを手で少し締めればチャックはもう上下に動かなくなると思うので、そうなったら後はメガネレンチで締めていきます。
※締めすぎ注意です。ある程度抵抗を感じるくらいまで締めればOKです。
次にベアリングプーラー本体を取り付けます。
足が固定部分に対して真っ直ぐになるように調整して六角レンチで締めます(画像では外側に足を固定していますが実際は真ん中の高い所に固定します)。ここもある程度締めればOKです。
後はセンターボルトを六角レンチで押さえながらナットをメガネレンチで締めていけばベアリングがスルスルと抜けてきます(画像ではセンターボルトがだいぶ上がっていますが実際は締込みます)
これが正しいセット方法です。
※足がベアリングに被らないように注意
そんなに締める力は要らないはずです。固いと思ったらプーラーが正しく取り付けられているかもう一度確認して下さい。無理にやるとプーラーが破損する可能性があります。
抜いたベアリングは逆の手順でプーラーから外せます。
取り出したベアリング。
若干金属片が付着していたものの、そこまで劣化はしてなさそうに見えます。
中にはディスタンスカラーちゃんが封印されていましたヾ(*^ω^)ノ
変な摩耗とかは無さそうです。
外径は約16mm。長さは約45mmでした。内径は…忘れました( ゚д゚ )
両方のベアリングを抜いたらハブの中を綺麗にします。
画像だと暗くてよく分かりませんがこのホイール、ベアリングが圧入される外側だけ切削加工されていて中は地肌丸見えで鋳物感剥き出しです。なので金属片がパラパラしています。これなら両面シールの方が良いのでは…?
ローターボルトも1つ腐っているので錆び取り剤で綺麗にします。
⊂( ^o^ )⊃汚物は消毒だー!
さて。新しく取り付けるベアリングはこちらです。
NTNの6300LU。片側接触シール。
ちなみに片側シールより両側シールの方が勿論密閉性は高くなります。接触型シールは非接触型シールより密閉性は高くなりますが、接触している分若干抵抗は増します。
MADE IN ブータン
を期待したけどやはりMADE IN JAPANだった( ^ω^ )
純正と比較
グリスが入っていない…何故だ!
ジャパンだからさ!ブータンだったらグリスは入っていた!( ^ω^ )
(T。=ω=)何その謎のブータン推し
取り敢えず耐熱性に優れたウレアグリスをグリースガンで注入します。
いぇ〜い!メ〜ッチャ!注入♪(※程々に)
シールされている側は取り付けた後でも出来るので後回しにします(-ω-)って言って忘れたりして
新しいベアリングを圧入しやすくするためにヒートガンでハブを全体的に温タタタタター!温めます。
お前は既に温まっている…!!
(T。・ω・)そりゃそうだわ。
熱膨張っていうやつですね(-ω-)逆にベアリングを冷凍庫に入れて収縮させる方もいます
鉄は熱いうちに叩け( ゚д゚ )彡
という事でまずはメーターギア側からベアリングを叩いて圧入しますが、圧入する際は注意点がいくつかあります。きちんと打ち込まないとせっかくベアリングを新品に交換したのに「交換前より酷くなった」「新品のベアリングがすぐ駄目になった」なんて事になりかねません。
まずはベアリングを圧入する際、どこに力を加えれば良いか?こめかみか?ん?ここが良いのか?そうですね。ツボを押して目の疲れを取るのも大事です。ではベアリングは外側(アウターレース)を叩いたら良いのか?内側(インナーレース)を叩いたら良いのか?
これは圧入対象が軸か溝かで変わってきます。
バイクのホイールハブのような溝にベアリングを打ち込む場合は基本アウターレース(外輪)に力を加えます。インナーレース(内輪)を叩くのは絶対にやってはいけません。
インナーレースだけを叩いてしまうと力がインナー→ボール→アウターと伝わってしまい、負担が掛かる上にベアリングのセンターがズレてしまいます。
なのでなるべく外側を叩く事でベアリングへの負担を減らします。出来れば油圧プレスでの圧入が一番負担が掛からなくて良いです。
(NTNさんより引用)
STRAIGHTのベアリングシールインストーラーは外側だけを叩けるのでオススメです。
叩いて圧入する場合はベアリングを底まで打ち込むと叩く時の音が変わります。音が変わったら反対側からディスタンスカラーを入れてもう片方のベアリングを打ち込みます。
ディスタンスカラー入れ忘れに御用心( ゚д゚ )←経験有り
シールは精密ドライバー等の先が細くて平らな物を使ってこじって抜き取ります。
シールの裏側には薄い金属板があり、割と簡単に歪むので注意。
もし曲げてしまったら指で出来る限り修正します。
こちらもグリスも注入。
反対側のベアリングを打ち込む際の注意点ですが、まずはディスタンスカラーが中心からズレないように打ち終わった方のベアリングから何か差し込んでおくといいです。
そして反対側のベアリングはディスタンスカラーがあるので底まで打ち込む事は出来ません。では打ち込めるだけ打ち込めば良いのか?というと実はそうではありません。
まず、ディスタンスカラー、ベアリング、ホイールスペーサーを組んでアクスルシャフトを規定トルクで締め込むと、そこには2tくらいの軸力が加わります。軸力は締め付けトルクによって変わり、締め付けトルクはボルトやナットの径や強度によって変わりますが、バイクだと大体2~3tくらいになります。
この軸力によってベアリングのインナーレースは内側へと押される事になります。
ホイールベアリングを圧入する際に大切なのは、アクスルシャフトを規定トルクで締め付けた時にベアリングのセンターがきちんと出ていること。左右のベアリングのセンターがきちんと出ているとホイールは凄くスムーズに回ります。
そしてディスタンスカラーは軸力によって若干縮む場合がある。という事を考慮しなければいけません。ですがこれは素材が軽量化を目的にしたアルミ等の場合であって、鉄で出来た肉厚のディスタンスカラーはまず縮まないと思っていいです。
ちなみにディスタンスカラーはベアリングの位置決めのような役割を持っています。これが無いとアクスルシャフトを締めた際にインナーレースがおもいっきり内側にズレますよね。
なので肉厚な鉄で出来たディスタンスカラーを使っている車種の場合は、反対側のベアリングは「ディスタンスカラーが横方向にはガタが無く、縦方向にもほとんど動かないけどベアリングの動きはスムーズ」といった位置で止めるのが正解なのかなという気がします。
これについては実際に検証している方がいました。ディスタンスカラーが少し動く程度からもう一段階打ち込んだ所が一番、規定トルクで締め付けた時に回転がスムーズだという事でした。
次に注意したいのは、反対側のベアリングを圧入する際にはアウターだけを叩いてくと、ディスタンスカラーに接触した瞬間にインナーには反対側に力が掛かってしまい、センターがズレてしまうという事。
これを防ぐには圧入する際にベアリングのアウターとインナーを同時に押してやれば良いです。
(T。・ω・)じゃあ最初からそういう治具があればSTRAIGHTのベアリングシールインストーラーちゃんは洋梨って事?
(-ω-)悔しいが…
(゚ω゚)そういう事だ…!
そして最後の難関。それは…
反対側のベアリングを圧入してディスタンスカラーに接触すると勿論最初に圧入したベアリングのインナーも外に押し出されるのでセンターがズレます。
これは気合いで押さえつけるんだ!( ゚д゚ )彡
そうですね。何か押さえておく治具を用意しましょう。
( ^ω ^ )え?僕?僕は治具なんて用意してないし最初から最後まで外側オンリーで叩きましたよ?
えぇぇ…!?(T⊃ Д)⊃≡゚ ゚
⊂( ^ω^ )⊃でもズレないようにちゃんと慎重にやったお!おかげで回転が凄くスムージーだお!
結論:そこまでシビアにならなくても割となんとかなる。でも本当はシビアにならないといけない…。
僕は反対側のベアリングはディスタンスカラーに接触しそうになったら、「そーっと叩く→カラーの動きを確認」を繰り返して圧入しました。
それと古いベアリングなんですが、ハブから外したらスムーズに回ってゴロゴロしなくなりました。 ディスタンスカラーがガチガチで動かなかったので、恐らくセンターがズレていたんだと思います(-ω-)
ベアリング交換後はいつもより余計に回っておりま~す的な感じで回転が凄くスムーズになりました。
ベアリングの劣化はフリクションロスを発生させるだけでなく事故に繋がる可能性もあります。
足回りからゴロゴロと異音がしたり、キャリパーを外した状態でホイールがスムーズに回転しないといった症状がある場合は一度ベアリングをチェックしてみて下さい。
それよりも僕はノーマルタイヤに交換してバイクが自然に倒れるようになった事に感動しております( ・`ω・´)!