こんばんは(=゚ω゚)ノケボスケです。
せっかくの連休なのにずっと天気が悪いので家でのんびりしています。
【連休1~4日目】
じゃがりこウマー
( ゚д゚) カタカタ
_(_つ/ ̄ ̄ ̄/_
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 ̄ ̄ ̄
ドデカミンウマー
( ゚∀゚) カタカタ
_(_つ/ ̄ ̄ ̄/_
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 ̄ ̄ ̄
【連休5日目】
ポテロングウマー
( ゚д゚)
_(_つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
ん…?ポテロング…?
( ゚д゚ )
_(_つ/ ̄ ̄ ̄/_
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 ̄ ̄ ̄
ハッ…!
( ゚д゚ ) ガタッ
r ヾ
_||_/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
⊂( ゚д゚ )
ヽ ⊂ )
(⌒) | ダッ
三`J
どうやらポテロングで何か重大な事を思い出したようです。
T115 スロットルメンテ
はい。重大な事とはT115君のスロットルメンテです。(T。=ω=)ポテロング全く関係無いじゃんww
今回のスロットルメンテでは各部の注油・グリスアップとスロットルの遊び調整を行います。
注油・グリスアップする箇所は
①ワイヤー部
②タイコ
③インナースロットルパイプ
この3つです。
主に摩耗の防止や動きを良くする為に行います。
(T。・ω・)フルコンボだドン!
(-ω-)はいはいタイコタイコ
バイクのクラッチワイヤーやスロットルワイヤー等は定期的な注油をする事でワイヤー切れを防止し、長持ちさせる事が出来ます。
クラッチやスロットルの操作が重い(動きが渋い)感じがする時も注油・グリスアップをする事で改善する場合が多いです。
T115にはクラッチワイヤーは無いのでその点は楽ですね。
動きが渋い感じはまだしないのですが、もう少しで走行距離1万kmを迎えるので連休中にやっておきたいと思ってたんです。
スロットルの遊びは走行距離を重ねる毎にスロットルワイヤーが伸びたり取り付け部にガタが出来たりする事によって少~しずつ大きくなっていきます。
遊びが多いと、思わぬ急発進を抑制出来たり低速でのバランスが取りやすくなったりしますが、回しても反応しない領域が増えるのでダイレクト感が無くなりレスポンスが悪くなります。
逆に遊びが少ないと、レスポンスは良くなりますが、低速でのバランスが取りづらくなったりワイヤーに負担がかかり破断しやすくなったりします。
今回はレスポンスの向上を狙って遊びを少し少な目にしたいと思います。
スロットルワイヤーの注油
まずはスロットルワイヤーの注油・グリスアップから。①カウルの取り外し
↓外し方はこちらを参考にどうぞ
https://kebosuke.hatenablog.com/entry/2020/12/09/183953kebosuke.hatenablog.com
②バーエンドの取り外し
T115のバーエンドはグリップ内に押し込まれて固定されているだけなので、間に傷が付かないような物を挟み、テコの原理で外します。
力持ちな人ならバーエンドを回しながら引っこ抜くだけで外せそうです(-ω-)
③スロットルホルダーの取り外し
スロットルホルダーに付いている2本のネジを外します。
外すとスロットルホルダーがパカッと2つに分かれます。
カウルが邪魔してたらグリップを少し外側にずらして下さい。
インナースロットルパイプからスロットルワイヤーを外します。事前にアジャスターで遊びを最大にしておくと外しやすくなります。遊びの調整については記事の最後に記述してあります。
ワイヤーを外す時はまずワイヤーをタイコの部分まで立たせてからタイコを横にスライドさせて外します。
③スロットルボディ側のワイヤーを外す
スロットル側のワイヤーが外れていれば固定ナットを緩めるだけで簡単に外せますので、スロットル側を外した時と同じ要領で外します。
④ワイヤー本体を車体から完全に外す
外す前にワイヤーの取り回しがどうなっていたかを忘れないように画像に残しておきます。
スロットル側からはホルダーが邪魔で外せないので、スロットルボディ側からワイヤーを押し込んで車体から完全に外します。
外したらワイヤーにほつれ等が無いかチェックしてみて下さい。もしほつれがあったらワイヤー切れの前兆です。
⑤ワイヤー内部へ注油
ワイヤー内部への注油にはワイヤーインジェクターがあると便利なのですが、T115にはアウターの径が合わなくて使えませんでした。
なので今回僕は余っていたエンジンオイルをオイラーでワイヤーから伝わせてチマチマと中に流し込む方法で注油をしました。
ワイヤーに1滴オイルを差すと穴に向かってオイルが伝っていきます。
何滴か差すと穴の回りにオイルが溜まると思うので、そうしたらワイヤーを上下にシュポシュポ往復させてオイルを中へ流し込みます。
反対側から綺麗なオイルが出てきたら注油完了です。オイルが汚れていたらワイヤーが汚れている証拠なので綺麗になるまで続けます。下にウエス等を敷いておくとオイルが出てきたかどうかが分かりやすいです。
注油後すぐに取り付けると後から中に余分に残ったオイルが垂れてくる可能性があるのでワイヤーを少し往復させる等して排出させます。
ちなみにワイヤーの潤滑へ使うオイルは専用品でも売っていますので、懐に余裕のある方はそちらをオススメします。
エーゼットのCKM-001等のよくある潤滑スプレーも使った事はありますが、注油直後は動きが良くなって凄く感動するんですが、あまり長持ちはしませんでした。
⑥各部の清掃
スロットルワイヤーを取り付ける前に各部の清掃を行います。
ゴミが溜まってますね。
必殺パーツクリーナーブラスト!
タイコ取り付け部も綺麗に。
ハンドルやインナースロットル内部のグリスも拭き拭き。
⑦ハンドルにグリスアップ
ハンドルのインナースロットル取り付け範囲にグリスを薄く塗りましょう。
出来ればプラスチックに優しいシリコングリスを。
ここにグリスアップをする事でスロットルの動きがよりスムーズになります。
⑧スロットルワイヤー取り付け(スロットル側)
ワイヤーを車体に戻しましょう。
どうなってたか忘れてもうた…(´・ω・`)
という方は上に戻りましょう。
まずはこの様に取り付けます。
次にインナースロットルを片側のスロットルホルダーの中に入れます。
そしてもう片方のスロットルホルダーをタイコに被せます。
ここでタイコにシリコングリスを薄く塗ります。
塗り過ぎるとゴミ等が付着しやすくなり逆効果です。ここも擦れる場所なのでグリスアップは大事です。円になっている方には必要ありません。
ワイヤーを、外した時とは逆の要領で取り付けます。
あまり強い力でタイコを引っ張ったりしないように。
ワイヤーを取り付けたらタイコからはみ出したグリスを拭き取り、もう片方のワイヤーホルダーも取り付けます。
ハンドルの穴にホルダーの突起が嵌まるようになります。
後はネジを2つ締めてバーエンドも嵌めたらスロットル側は終了です。
⑨スロットルワイヤー取り付け(スロットルボディ側)
スロットルボディ側はタイコに極圧リチウムグリスを薄く塗って取り付けます。
ワイヤー取り付け部を手で回してやりながら取り付けるとやり易いです。
後ははみ出たグリスを拭き取り、ナットを締めて終了です。
スロットルの遊び調整
次はスロットルの遊び調整をします。グリップには線が入っているのでこれを目安にして遊び量を測ります。
T115のスロットルの適正遊び量は3~7mmなので今回は5mm程度にしたいと思います。
遊びの調整はスロットルの根元にあるアジャスターを使って行います。
左側がロックナットで右側がアジャスターです。
アジャスターを緩めると遊びが少なくなり、締めると遊びが多くなります。
調整出来たらロックナットを締めます。
ここで絶対に確認しておいてもらいたいのは、ハンドルを限界まで切った時に回転数が上がらないかどうか。
あまり遊びが少なすぎるとハンドルを切った時にワイヤーが引っ張られて回転数が上がってしまう事があります。そうなると危険なので、その際はワイヤーの取り回しを変えてみるか遊びを調整し直して下さい。
さて。メンテ後に少し回してみたんですが、結構変わるものですね~( ゚Д゚)
スロットルの重さはまだあまり気にならないレベルだったんですが、それでも違いがハッキリと分かりますね。
スロットルレスポンスも良くなったので凄く速くなったような変な錯覚を起こします(*^ω^)
何だか前よりスロットルが重たくなったなぁと感じたら是非試してみて下さい。
以上、T115のスロットルメンテでした。