~バイク時々曇り~keBosuke blog

YAMAHA T115 HONDA SP125の整備、カスタム、ツーリング、商品レビュー、その他雑談等

【T115】エンジン表面処理とフラッシング QMI SX8000&SX6000【オイル交換 part5】

こんにちは(。・ω・)ノケボスケです。


だいぶ前ですが、T115君がヌコに襲撃されました(;´д`)…



(ФωФ)ニャー


(;^o^)華麗なマーキングと肉球スタンプどうもありがとうございます…!

(T。;ω;`)身体(カウル)にも爪痕を残していかれた…絶対許さない…!




以前、全身もふもふのタヌキみたいな猫が父親のPCXのシートで寝てた事があったのできっとあの子の仕業でしょうね。





(T。;ω;`)このぽんぽこダヌキめっ!
※猫です




去勢されていない雄猫のおしっこの臭いはカメムシ並に強烈です。

カーシャンプーで洗車しても中々落ちませんでした(´・ω・`)

バイクのシートの上は平らで適度にクッション性があり暖かいので、猫にとっては最高の居眠り場なんです。なので寒くなってくると猫が寄り付くようになるみたいですね。
で、猫は縄張り意識が強いのでマーキングしていくと…(-ω-)

なのでしっかり臭いを落とさないとまたやってくる可能性です。

猫対策としては猫の嫌がる匂い(柑橘系、ハーブ、アロマ等)を付けておくと良いとか(-ω-)

トゲトゲの猫よけマットはあまり意味が無いそうです。

QMI PTFE金属表面処理剤SX8000でエンジンコーティング。愛車を長持ちさせたい方必見!ドライスタート対策にも!

という訳(?)でT115君の5回目のオイル交換です。


今回入れるオイルは


じゃーんヽ(・∀・ヽ)

スーパーハブ デラックス!
(SUPER HABU DELUXE)

粘度はこれから暖かくなるので10W-40にしました。

前回のスタンダードが好印象だったので今度はデラックスを入れてみたいと思います。

スタンダードと何が違うかというと、こちらにはエステル、PAO、粘度向上剤が入っています。
ベースはHIVIなのでグループⅢのオイルになります。

今回はきっちり2000kmで交換です。

前回入れたスーパーハブのスタンダード(10W-30)ですが、1500kmくらいから明らかにギアチェンジが渋くなり振動が増えたのを感じました。

それまではヌルヌルだったんですけどね。

それもそのはず。


抜いたオイルがこちら。

( ^q^)ママ僕カフェ·ラテが飲みたくなってきた。

オイルの乳化が酷いですね。
新しいオイルが少し混じったので色が若干濃い所がありますが、全体的に酷くカフェ·ラテ色でした。
冬に短距離走行を繰り返しているとこうなります。
乳化したオイルには水分が混ざっているのでエンジンに良くありません。なのでさっさと抜いちゃいましょう。
定期的なエンジンオイルチェックを怠らなければ出てくるのは美味しそうなコーヒー色のオイルだったはずです。


(T。=ω=)ワシはカフェ・ラテなんか頼んどらんぞ!

(; ゚゚)(; 。。)申し訳ありません…ペコペコ




本来ならここで新しいオイルを入れるんですが今回はちょっと秘密兵器を投入しますヽ(・∀・ヽ)

それがこちら

こちらはソヴリンのQMI SX8000エンジントリートメントというもので、バイク界では割と有名なあのマイクロロンと同じPTFE金属表面処理剤です。
お試し用で安価なSX8000ブースターというのもあります。

PTFE金属表面処理とは?

簡単に言うとエンジン内の金属部品の表面をPTFEという固体の中では最も摩擦係数の小さい(0.1)物質でツルッツルにして摩耗を防ぎエンジンの寿命を延ばしたり、ドライスタートを防止したり、パワーアップしたりする物です。

本来PTFEは金属には定着しないそうなんですが、SX8000は特殊な定着剤でそれを可能にしてるんだとか(-ω-)

このSX8000。入れる前に気を付けなくてはいけない事があって、それはモリブデンが入っているエンジンオイルを使った場合はPTFEとの相性が悪く、効果が全く現れないそうです。

もし使っていた場合はこちらのSX6000エンジンクリーンというフラッシング剤でエンジン内を綺麗にする必要があります。

フラッシングとは?

フラッシングとはエンジン内部を専用のオイルで洗浄する事です。

エンジンオイルにも内部を洗浄する役目はありますが、古いバイクや長期間放置されていてオイル交換を全くしていないバイク等は汚れがたくさん溜まっていてエンジンオイルでは汚れを落としきれないんですね。

そうなるとエンジンの不調や出力低下に繋がるのでそこでフラッシングオイルを使う訳です。ただし汚れが酷いとフラッシングする事によって落ちた汚れがエンジン内部に詰まったりする事もあります。そうなるとオーバーホール必須ですね(;^o^)




僕が過去に使っていたYAMAHAのプレミアムシンセティック。

缶には書いていませんでしたが実はこのオイルにはモリブデンが入っているそうです。

それから何回かオイル交換はしましたが、念の為にフラッシングをしてからSX8000を投入したいと思います。

今回入れる予定のスーパーハブデラックスは、メーカーに問い合わせた所モリブデンは使っていないという事なので一安心です(-ω-)

なのでもしPTFE処理したいという方はオイルメーカーにきちんと問い合わせした方が良いと思います。缶には添加剤としか書かれてなかったりするので。

SX6000エンジンクリーンとSX8000エンジントリートメントを使ったPTFE処理方法

(SX8000のみ使用する場合は③から)

①古いエンジンオイルを抜く前にSX6000を投入
エンジンが暖かい状態で投入しなくてはいけないのでまずは5分くらい暖気をします。

説明にはアイドリングしながら投入と書いてありますが、エンジンがかかってる状態でオイルフィラーキャップを開けるとエンジンオイルがブシャーとあちらこちらに吹き飛び危険です。なのでエンジンを切った状態で投入します。

全量投入するみたいですが、T115に1本は多いかなと思ったので5分の2くらい入れました。1本でオイル容量5Lまで対応できるみたいなので。

②5分間アイドリング
SX6000を投入したらオイルフィラーキャップを締め、すぐにアイドリング。
※エンジンを逆に傷めるので空吹かしや5分以上のアイドリングは絶対にしない事。

僕は念の為4分半でストップしました。

③オイル排出
エンジンを止めてオイルを抜きます。オイル排出は普段通り行って下さい。
※オイルフィルターも必ず交換する事

④エンジンオイルとSX8000を投入
新しいエンジンオイルをオイル容量の80%(680ml)、SX8000を20%(170ml)入れます。

こちらはなるべく冷えたエンジンに入れなくてはいけないのでエンジンオイルだけ先に投入し、しばらく置いてからSX8000を投入しました。

⑤10分間アイドリング後20分間走行
SX8000を投入後すぐにエンジンをかけ10分間アイドリングをします。途中香ばしい香りがしてきますが処理が終われば消えていきます。

その後走行します。(回転数を上げすぎないように静かに走る事)

20分間走行したら完了です( ゚∀゚)
その後160kmくらい走行する間に効果が出てくるみたいです。


SX8000を入れる途中に少し溢してしまったので、一応次の日にオイル量を見てみたら少し足りなかったのでまた入れて調整しました(; ̄ー ̄A

SX6000を使う事でエンジンオイルの排出がより促進されるみたいなので、いつもより排出量が多かったのもあるかも知れません。

入れてみての感想ですが、変化は今のところ若干エンジンが静かになったかなぁ程度です。

よく言われるクラッチの滑りは特に無さそうです。

この類の物は過走行車に使うととても効果を感じやすいみたいなので、ある程度効果の程は予想していました。今回はT115のエンジン保護目的という事で使ってみたんです。

まだ余ってるので、今度納車されるSP125にも使いたいと思います。

SXシリーズは一応車用なので僕的にはマイクロロンをオススメします。値段は高いですが…
※使う方は自己責任でお願いしますm(。_。)m


安いバイクなのでわざわざ手間とお金を掛けないで適当に乗り潰して壊れたら乗り換えた方が良いのはわかっていますが、僕にとってはどれもかけがえのないバイクちゃんなので…(。-ω-。)過保護ともいう


(T。nωn*)ポ…