~バイク時々曇り~keBosuke blog

YAMAHA T115 HONDA SP125の整備、カスタム、ツーリング、商品レビュー、その他雑談等

【T115】チェーンの初期伸び発生

こんばんは。ケボスケです(`・ω・´)


T115君は相変わらず元気に走っています。通勤コースが田舎の田んぼ道なんですがいい感じにワインディングが楽しいです( ´∀`)
車体がヒラヒラしてるのでついつい倒したくなります(笑)


そんなT115君。847.1km走ったんですが、帰宅してチェーンの弛みを確認してみたら初期伸びが発生していました(゚ω゚;)


上下の弛みを測ってみるとなんと5cm程伸びてました(゚ω゚;)コレハイケナイ


チェーンは張り過ぎても弛み過ぎても危険ですのできちんと調整しましょう(-ω-)



で、早速チェーン調整を試みるも工具が無い( ゚д゚ )!


そういえば引っ越しの際に断捨離で全て処分してしまったんだ(´・ω・`)…


と言うわけでモノタロウで工具を買い揃えました。


買ったのはアクスルナット用のロングメガネレンチとついでにロングスピンナハンドル、チェーンアライメントツールです。


弛み許容範囲は25~35mmなので小さめの25~30mmを狙います。


チェーン調整は荷重をかけた状態で調整するのが正しいという意見もありますが、T115の場合はセンタースタンドを立てて調整をするように書いてますのでそれに従います。


まずはセンタースタンドを立ててリアタイヤを浮かせます。


次にリアアクスルシャフトのナットを緩めるのですがその前にチェーンアジャスターの目盛りを確認しておきます。


目盛りはスイングアームのリアアクスルシャフトが通ってる穴の上下にあります。

本来は左右の目盛りの位置を均等にすればチェーンラインがきちんとでる(チェーンが前後スプロケット間で真っ直ぐになる)筈なんですが精度の問題できちんと出ないものもあります(特に輸入バイク)


我が家のT115君も確認してみると…


やっぱりずれてました(;`・ω・)


なのでこの目盛りの位置の差を大体覚えておきます。


そしたらリアアクスルナットを緩めますが、ここが結構なトルクで締まってます(; ̄ー ̄A

なので長くてトルクが掛けられる工具があると良いです。


リアアクスルナットは少し緩めるだけで大丈夫です。


次にチェーンアジャスターを使ってチェーンを張っていきます(リアタイヤを後ろに下げる)

2つの六角ナットがありますが後ろについてるのはロック用のナットですので最初にロック用のナットを緩めてそれから前側のナットを締めこんで調整します。


ナットを締めていくとチェーンが張られていくのが見てわかると思います。


半回転締めるだけでだいぶ変わるのであんまり締めすぎなくていいです(-ω-)


片側が終わったら反対側も同じくらい締めます。


締めたら一度チェーンの弛みを確認してみましょう。


前後スプロケットの間の丁度真ん中辺り
でチェーンを上下に大体10kgの力で押してみて下さい。


チェーンの状態によっては弛み幅が変わる部分があったりするので何ヵ所か確認してみると良いです。


確認して許容範囲内に入ってたら次にチェーンアライメントツールを使ってチェーンが真っ直ぐになってるかを確認します。

チェーンが真っ直ぐになっていないとスプロケットやチェーンが激しく磨耗しますし、リアタイヤが真っ直ぐになっていない状態なので酷いと真っ直ぐ走らなくなったりします。


なのでチェーンラインも必ず確認しましょう(-ω-)


チェーンが真っ直ぐになってなかったらどちらかのアジャスターを弄って真っ直ぐになるように調整します。


チェーンラインもしっかり出たらもう一度チェーンの弛みを確認します。


弛みもOKならアジャスターのロックナットを本締めします(調整ナットが動かないようにスパナで押さえます)


そしてリアアクスルナットも本締めします(締め付けトルクは50~70Nm)


最初にリアアクスルナットを緩めすぎていると本締めしてる途中にチェーンの弛みが変わる場合があるのでリアアクスルナットを本締めしたら最後にもう一度チェーンの弛みを確認して終了になります。


本当はチェーン調整をしたらリアブレーキペダルの遊びとスイッチの調整もしなくてはならない場合があるんですが今回は大丈夫なようなのでしてません。