~バイク時々曇り~keBosuke blog

YAMAHA T115 HONDA SP125の整備、カスタム、ツーリング、商品レビュー、その他雑談等

【T115】初回オイル交換とメンテ等

こんにちは。ケボスケです。


今日は休みなのでオイル交換とついでにメンテ等をします(`・ω・´)


サービスマニュアルによると初回オイル&オイルフィルター交換は1000kmで、その後は2000km毎に交換してくださいと書いてあります。


T115の現在の走行距離は447.7kmなのでちょっと早すぎますが、中国製のバイクなので一応早めに交換してみます( ´∀`)


今回用意したのはこちら

エンジンオイル
ドレンワッシャー
オイルフィルター&Oリング
1Lオイルジョッキ
1L計量カップ
廃油処理ボックス
トルクレンチ


①暖気
まずはオイルを抜く前に暖気をします(熱により粘度が下がるので排出しやすくなる)
走行後に抜く場合はオイルが熱くなってるのでやけどしないように十分気をつけてください(-ω-)
オイルフィラーキャップも緩めておくと、より排出がスムーズになります。


②オイル排出準備
車体をセンタースタンド等で垂直にしてドレンボルトの下に飛散防止用の新聞紙やオイル受けトレー等を設置します(処理ボックスを直接置いてもOK)


③オイル排出1
排出の準備が出来たらドレンボルトをメガネレンチやソケット等で緩めます。

少し緩んだら後は手で回して外しますが、その際ドレンボルトを受け皿に落としてしまわないように注意して下さい(*´∀`)←落とした奴
ドレンボルトを外すとオイルがダラダラと流れてきます。

流石にまだ綺麗ですね(-ω-)


④オイル排出2
オイルフィルターも交換する場合は車体右側のフィルターカバーも外します。

こちらは真下にエキパイやブレーキペダルがあるので、プラスチックファイル等で漏斗的な物を作ってあげると汚れなくて済みます(今回は新聞紙を設置しました)

ボルトを外してる最中に隙間からオイルがダラダラ流れてきます。
3ヶ所のボルトを外してカバーが外れたら中にオイルフィルターが入ってますのでそれを取ります。

鉄粉がそれなりに付いてるかと思ったんですがオイルフィルターにも汚れはあまりありませんでした(゚ω゚)


⑤オイル注入準備
暖気の度合いにもよりますが、10分もあればオイルが全て抜けます(正確には全ては抜けてませんが)
オイルが抜けきったらウエスでドレン回り、ボルト、フィルターカバーの中に付着してるオイルを拭き取ります。

そして新品のドレンワッシャーをドレンボルトに組み込んで取り付けていきます。ドレンワッシャーはデイトナの物がオススメです。

(T115のドレンボルトはM12なんですが間違ってM8のを買ってしまったので今回は再利用します(; ̄ー ̄Aホントは駄目よ)

この時にドレンボルトを強く締めすぎるとアルミのエンジン側のネジ山が舐めて大変な事になるので、ここは必ずトルクレンチを使って下さい(T115の場合、締め付けトルクは20Nm)
次にフィルター側です。
新品のオイルフィルター、Oリングを組み込みフィルターカバーをボルトで締めます(ここの締め付けトルクは10Nm)
フィルターは008タイプが適合しますのでベスラの2008やエクセルの008等が使えます。僕はモノタロウのMONOT-2008を購入しました(付属のOリングはサイズが合わず使えませんでした)

↓Oリングはこちらの商品が使えます。

⑥オイル注入
準備が出来たらオイルフィラーキャップを外し新しいエンジンオイルを入れていきます。

エンジンオイルはヒロバ・ゼロ(旧ガレージ・ゼロ)の10W-40のMA2を使いました。

一応化学合成油と書いてあります。この値段から考えるとおそらく100%化学合成油ではないと思いますが、それでもコスパはかなり良いし、何より見た目がかっこ良いからok(-ω-)

ちなみにT115のオイル総量は1Lですがエンジンオイルのみ交換なら800ml、オイルフィルターも交換するなら850ml入れればOKです。

今回はオイルフィルターも交換したので、850mlを計量カップで計りそれをオイルジョッキに入れて注入しました。

⑦オイル量の確認
オイルを入れ終わったらオイルフィラーキャップについているゲージを使ってオイル量が適正かどうかを調べます。
ゲージに付着してるオイルをウエスで拭き取りその後ゲージを戻すだけです。
この時に車体はセンタースタンドで平らな地面の上、オイルフィラーキャップは締めずに上に乗ってあるだけの状態にして下さい。
でないと正しいオイル量が計れません(※車種によっては締め込んで計る場合があるのでサービスマニュアルを確認して下さい)
計ってみてオイル量がゲージの上限と下限の間に入っていればOKですが、オイルは増えたり減ったりする場合があるのでなるべく真ん中辺りがいいと思います。

ちなみにエンジンが冷えてる時と暖まってる時では測定量が少し変化します。
これは熱によって金属の膨張が起こる為です。


オイル量を確認してOKならオイルフィラーキャップを締めこみ、 オイルを回す為にエンジンをかけ暖気します。
暖気しつつオイルがどこからか漏れていないかも確認して下さい。

以上で作業は終了になります。