こんばんは(=゚ω゚)ノケボスケです。
久しぶりの更新ですね(;^o^)ゞ久しぶり過ぎて記事の書き方を120%くらい忘れてしまっています
バイクのお手入れもずっとサボってしまっていました…。SP125君なんかもはやキノコが生えてきそうな勢いです。
(T。・ω・)僕には彼が真っ赤なカエンタケに見える
(;-ω-)それ最強にヤバイやつ…
(T。=ω=)触るな危険!
ここ数ヶ月は親の為だけに時間を使っていましたが、GW中に少し自分の時間が作れたのをきっかけにまた再燃し始めた。という感じですかね(-ω-)
一時期は本気でバイクを降りる事も考えたんですが……やっぱりその……楽しいんですよね…(。-ω-)
という訳で今回はSP125の記事になります。
SP125の純正スピードセンサーを交換
さてさて。前回はSP125のハイギヤード化に伴う純正メーターの速度誤差を解決する為に社外メーターを装着しました。SP125は車速信号(パルス)をトランスミッションの歯車から検出しています。その為、外側のドライブスプロケットやドリヴンスプロケットを変更してしまうとメーター内に表示される速度に誤差が発生してしまいます。
速度に誤差が発生するという事は当然走行距離計も狂う訳ですからこのまま何も対策しない訳にはいきません。
それを補正する為のユニットは数々存在しますが、SP125の純正速度センサーには「電磁ピックアップ式」というコイルとマグネットを用いた自己発電型の2線式センサーが採用されています。これがちょっと曲者で、市販されている車速パルス変換ユニットでは対応が難しいのです。
なので速度センサーそのものを交換してしまい、同時にそれに対応出来るメーターにも交換してしまおうというのが僕の結論になりました。
正直言うと途中何度も諦めようと思いました。ですがその度に安西先生が僕の中に現れてあの言葉を呟くんです。
さすが安西先生です。何も言わなくても言いたい事がはっきりと伝わってきます。そうですね。諦めてはいけません!
という事でまずは車速パルスを取る為の速度センサーの選定なんですが、色々と試行錯誤をした結果辿り着いたのがこちらになります。
上はSP125の純正速度センサー。下は今回採用した3線のホール素子式速度センサー。
形状も寸法もほぼ一致しています。
電磁ピックアップ式とホール素子式では波形も出力も全く異なりますが、磁性体(歯車等)の通過によってパルスを発生させるという仕組みは同じです。
電磁ピックアップ式
ホール素子式
という事は純正の速度センサーを外してそこにこのセンサーを取り付ければそのまま使えそうですね。
自己発電型ではないので外部からの電源供給が必要になりますが、出力は社外メーターの配線から取れるでしょうから問題はありません。
ちなみにこの速度センサーは新大州本田のCBF125R(SDH125-60)に使われています。
派生元であろうフォーチュンウイング125(CB125F)はメーターギアを採用しているんですけどねぇ(-ω- ?)
部品番号は「#37700-KVC-D51」でChopsさんから購入出来ますが、ちょっとお高いのでタオバオでの購入をオススメします。
「CBF125R 速度传感器」で検索すると出てきます。
CBF125R スピードセンサー販売ページ
では早速取り付けていきます。
まずは純正の速度センサーを取り外しますが…。
これがまた凄くアクセスしづらい場所にあるんです…(;^o^)恥ずかしがり屋なようですね
(T。▼ω▼)3分間待ってやる
(;-ω-)いや出てこないって
こちら側からは工具が入らなそうなので反対側から10mmのストレートメガネレンチを突っ込んで固定ボルトを緩めていきます。
このままだと最終的にボルトの頭がフレームに引っ掛かって完全に抜けないので、エンジンマウントボルトを何ヵ所か外してエンジンを少し動かします。
この時にエンジン下に木箱か何かを設置しておくと安心ですね。
エンジンマウントボルトは全ヶ所外さない事
センサーを外した際にオイルが漏れるという事は無いと思いますが、念のため下にオイル受けを設置しておくといいかも知れません。
純正のセンサーが外れたらそこに新しいセンサーを取り付けて元に戻すような感じで取り回しも同じにします。
CBF125Rの速度センサーの配線色と役割は以下の通りです。
白/緑…5V入力
緑…GND
ピンク…速度パルス
速度センサーの電源は5Vのものと12Vのものがあるので、社外メーターを使う場合はメーターからの出力もテスターで確認しておきましょう。
CBF125Rの速度センサーカプラーは住友電装の040型HV/HVG防水3極タイプになります。
これを使う事でメーターへの配線を作る事が出来ます。
さて。これで速度パルスを取る事が出来るようになりました。後はメーター側での周速設定等を弄る事によって速度を正しく表示させる事が可能になります。
それではまた次回っ(。-ω-)ノ