~バイク時々曇り~keBosuke blog

YAMAHA T115 HONDA SP125の整備、カスタム、ツーリング、商品レビュー、その他雑談等

SP125の二次減速比変更に伴うスピードメーターのズレと車速パルス変換について

こんばんは(=゚ω゚)ノケボスケです。


最近中々更新出来なくてごめんなさい(;´д`)年末は色々やる事があって忙しい…と言うか僕の要領が悪いんです…。
それと脳が退化してきたのか物忘れも多くなったような気がしますね(;^o^)ゞ


(T。・ω・)ねぇねぇ、僕の事書くのすっかり忘れてるでしょ?


(-ω-)Zzz...


(T。=ω=)おーい


※ちゃんと覚えています

SP125のスプロケットを変更した事によるメーター速度のズレをどげんかせんといかん

はい。という事でSP125の二次減速比変更に伴うスピードメーターのズレの補正についてなんですが…




結論から言うと中々難しいかも知れません…(  'A`  )

が!( ゚д゚ )彡




自分なりに対処法は考えました。なので今日はそれについて記事にしたいと思います。




それでは何故SP125のメーター補正が難しいのかを説明します。

まずはSP125の速度センサーの配線を見てみましょう。

2線式(2極、2ピン)になっていますね。
3線式(3極、3ピン)だとばかり思ってました。

バイクで使われている2線式速度センサーのタイプは電磁式である事がほとんどです。
電磁式速度センサーは、センサーユニットにコイルと磁石が入っていて、磁性体(シャフトやギヤ)に反応して速度パルス(信号)を発生させるというアナログ的なタイプの物になります。
磁性体の回転に応じてユニット自体が電圧を発生させてくれる自己発電型なので、下記の3線式の様に外部からの電源(5Vや12V)が必要ありません。

実際にSP125のメーターからの速度センサーカプラ(コネクタ)を外し、キーをOFFにした状態でテスターにて測定してみたところ、やはりリアタイヤの回転と共に微弱な電圧を発生させていました。
なのでSP125の速度センサーは電磁式で確定かと思われます。
電磁式2線速度センサーのピンアサインは速度パルス出力の+とアースの-です。


続いて最近のバイクにはよく使われている3線式の速度センサーですが、3線式は電気式(ホール素子式速度センサー)の場合が多いようです。ホール効果速度センサーと言ったりもします。
こちらはセンサーにホール素子という物が入っており、ホール効果(※)を利用してパルス出力するタイプのものです。
※物質に流れる電流に対して垂直に磁場をかけると、電流と磁場に直交する方向に起電力が現れる現象

磁性体の回転運動を磁場で検知するという点では電磁式と似ているかも知れませんが、こちらは外部電源が必要です。電気信号の波形も電磁式と比べてより正確なものとなります。アナログな電磁式に対してこちらはデジタルな感じですね。ピンアサインは電源車速パルスアースです。



さて。次に速度パルス補正についてなんですが、キタコやオプミッドの速度パルス変換ユニットやシュガースピードとAIPROが輸入販売しているスピードヒーラー等はどれも2線電磁式には対応していません。

僕はSP125の速度センサーはてっきり3線式だと思い込んでいたのでAIPROのスピードヒーラーを買ってしまいました(;^o^)ゞ


そこで


「やらないか?」


ではなく


「どうにかならないか?」


と、買ってもいないのに図々しくオプミッドさんに相談してみたところ、やはり難しいようで、「不可能ではないが大幅な改造が必要」との事。

まず2線式の速度センサーの配線には電源が無いので、速度パルス変換ユニットを起動するのに電源を割り込ませなくていけませんし、割り込ませたとしても電磁式と電気式はパルス波形も出力電圧も違います。電気式は0~5V、0~12Vを繰り返しますが電磁式は回転に比例して電圧が上がり、最大20V辺りまで出力するそうです。電気式はDC電圧なのに対し電磁式はAC電圧です。


不可能では無いにしろ、もはや僕の手には負えません。


うーむ…どうしたものか(´-ω-`)








ピコーン!💡( ゚∀゚ )


乱れ雪月花




よし、前輪から取ろう!⊂( ^ω^ )⊃それなら二次減速比の変更は影響しませんし

という訳でリードスイッチ式センサー(マグネットを埋め込んで使うやつ)を使ってフロントホイールから速度を取りたいと思います。


メーターの速度に誤差が出ると走行距離にも影響が出るので早めにどげんかせんといかん( ゚д゚ )彡




ふぅ(-ω-)ほんとに手の掛かる子だ…