こんばんは(´゚ω゚`)ケボスケです。
相変わらず寒い日が続きますね(;´д`)
バイクを色々弄りたいんですが、外で作業をしていると手がカッチカチになってしまって中々厳しいです…。
うちのT115君も寒くて鼻水を垂らしてしまっています(;^ω^)
(T。゚q゚)ダラー
(;^ω^)よだれでしたか…
エアコン付きの10㎡ガレージは一応あるのですが、何せこの有り様なので…(;^o^)ゞ
ちなみに今現在はもっとカオスな空間になっています( ^ω^ )ドヤッ
僕は片付けが出来ない人間なんだなぁ…とつくづく思いました。
T115のイグニッションキーが接触不良っぽいので、一度キーシリンダーを分解してみる事にした
さてさて。結構前からなんですが、T115君のエンジンを掛けようとメインキーを回しても中々反応してくれない事が多くなってきました。走行距離にして15000kmまではいかないくらいからですかね?最近はもはや完全に無反応。ガン無視です。
どうやら反抗期のようですね( ^ω^ )
でもキーを回しきってからちょこっと戻そうとするとちゃんと反応してくれるんですよ?全く可愛い子ですよね(〃´ω`〃)
まるでお菓子を与えるとコロッと機嫌を直してくれる子供の様です。ハハハハ
僕みたいです(ぁ
でも毎回毎回キーを微妙に動かしてイグニッションをONにするのは中々面倒なので…というかその内もっと酷くなりそうなので、キーシリンダーを分解してみる事にしました。
この感触からして恐らくは経年使用による接点の汚れ等が原因の接触不良でしょう。
ちなみにイグニッションキーの接触不良の場合は、改善しようと鍵穴にコンタクトスプレーや接点復活剤を吹いたところで、形状的に考えると接点に全く届かないので意味がありません。
それでは分解していきましょう。
T115のキーシリンダーは見ての通りフロントカウル内にあるので、まずはフロントカウルを外します。
このディアッカのバスターガンダムが使ってた武器みたいなのがキーシリンダーです。
ここのネジを外すとキーシリンダーカバーが外れます。(※外す必要はありません)
キーシリンダーをフレームに留めている2つのネジは、強度のネジロック剤が使われているのか全く緩む気配がありません。
ネジ山に5-56を浸透させてショックドライバーでガツンガツンやってもビクともしませんでした。
この部品はシートオープンの為のワイヤーが入っていて、ネジを外すと外れます。(※外す必要はありません)
メインキーを「SEAT OPEN」側に回すと中のワイヤーが引っ張られ、シート後方まで繋がっているもう一方のワイヤーも引っ張られてシートが開く仕組みです。
キーシリンダーを分解する前に、念の為に端子を抜いておきましょう。
無いとは思いますが、工具等の金属が接点に触れている状態でそれをフレームに誤って接触させてしまうとショートするからです。
このテフロンっぽい白い樹脂部品を外すとキーシリンダーが完全に分解出来ます。
接点部の分解に関しては黒いゴムカバーを外せばいいだけなのですが、一応中を見ておきたかったので全て外す事にします。
白い部品は左右の爪で固定されているので、爪の部分に先が細いマイナスドライバー等を挟んで外します。
※この樹脂部品は入手が難しいので、無理に外そうとして誤って破損させないように注意して下さい。テフロン素材だとしたらプラリペア等は使えません。
キーシリンダー内部にはそれぞれ大きさの違うスプリングマンが3体潜んでいます(大・中・小)。
恐らくその内の2体(大・中)が白い樹脂部品を外すと不意討ちを仕掛けてきますので、食らったり、見失ったりしないように注意しましょう。
大スプリングマン
中スプリングマン
※子分のワッシャーを連れているのでこちらも逃走させないように
小スプリングマン
金属の棒の様な物はハンドルロックの為の物で、メインキーを押しながら左に回す事によって金具が矢印方向へ動きフレーム内に開いた穴に収まる事でハンドルがロックする仕組みになっています。
さて、では肝心の接点部を見てみましょう。
ゴムカバーを外します。
中に見える青い部品が接点部の基板で、上の黒いのは蓋です。
この青い基板も3ヶ所の爪で固定されているんですが、「硬すぎワロタww」っていうくらい硬いです…。
僕は精密ドライバーを挟んでなんとか外す事が出来ましたが、その際に樹脂部品を少し割ってしまったのは内緒( ^ω^ )…
誰か正攻法を知ってたら教えて下さい( 'A` )
(T。・ω・)魔法剣サンダガみだれうちかな
( 'A` )はいはいオメガオメガ
さぁ、接点基板を退かしてみると何やら中に銅の部品が見えますね。
取り出して見てみましょう。
これが接点プレートです。だいぶ汚れていますね。
この部品が裏側のベアリングボールでキーの動きに連動して動きます。
次に接点基板の裏側を見てみましょう。
ここのプラス側の接点とマイナス側の接点が導通するとイグニッションがONになります。
なので端子を繋いだ状態でここのプラスとマイナスを繋げるようにマイナスドライバーを当てると普通にキーON状態になります。
つまりキーをONの位置に回すと接点プレートが導通する位置まで回り、イグニッションがONになる訳ですね。
樹脂部品側は接点プレートのベアリングボールがきちんと定位置で止まるように溝が作られています。
反対側の中の形状もちゃんとキーの動きが考慮されて作られています。
それでは、大体構造が分かったところで接点をパーツクリーナーで綺麗にしていきましょう。基板側も忘れずに。
擦れる部分なのでやはり先端が少し摩耗していますね。基板側の摩耗は無さそうです。
仕上げに接点部に導電グリスを薄く塗って拭き取ると良いみたいですが、手持ちに無いのでそのまま戻しました。
分解した部品を元に戻して試しにキーを回してみたところ、無事症状が回復しました。
こうしてT115君は思春期を終えて立派な大人になったのだヾ(*^ω^)ノ
(T。▼ω▼)b