こんばんは(=゚ω゚)ノケボスケです。
土日にSP125に乗りたいと思ってるのに、ここ最近ずっと雨が続いてて凄くキャベツをかじりたくなります。
僕はT115で通勤をしているんですが、連日の雨だと毎日チェーンメンテをしないといけないという使命感に襲われるので、こういう時はスクーターが羨ましくなりますね(-ω-)
(T。・ω・)車という発想は無いんですか?
(-ω-)車ってこれの事ですか?
(T。・ω・)ほほぉ、これがTOYOTAの新型アクアですかぁ
(。-ω-)これはAPtrikes125っていう車のAT免許で運転出来るトライク(3輪バイク)だよ。タイで日常的に使われてるトゥクトゥクに似てるけどそれがモデルなのかな?
乾燥重量232kgで8.6PSしか無く、キャブレターの位置関係で坂道を走るとガス欠になってしまうというとても可愛い(?)子ですが、ビックキャブと電動燃料ポンプを着けると何やら化けるそうな。
任意保険は軽二輪、実燃費は大体20km/Lくらいらしいのでそれなら軽自動車で良いんじゃ?って思うのが普通の人。
なにこれ超楽しそう!車の代わりに欲しい!ってなるのが普通じゃない人(誉め言葉)。
(-ω-)ノ 僕は後者です
SP125のメッキ部は錆びやすい?納車後にやっておきたい各部の防錆処理
はい。という事で天気の悪い日が続いていますが、僕のSP125君はちょっと油断してたら錆が出てきてしまいました( ゚Å゚;)特に雨ざらしにしてた訳では無いのですが、錆び対策をもう少し入念にやっておけば良かったです。
皆さんはバイクの錆び対策はバッチリでしょうか?
バイクの保管状況は人によって違うと思いますが、基本的にバイクは雨ざらしにしているとすぐ錆びます。
屋根が無い場所で保管する場合はバイクカバーをかけるようにすると全然違いますので是非使ってみて下さい。
ただしかけっぱなしにすると中に湿気が溜まって逆効果になるので、雨が上がったら一度カバーを取って干すようにして下さい。
まぁ、錆を100%防ぐなんて不可能ですしバイクは錆びるものなんですが、錆びると機能上問題が出る部分というのが何ヵ所かあります。
その中でも特に錆び易いのがガソリンタンクやフロントフォークのインナーチューブ、ドライブチェーン等
今回はこの3つに着目してみたいと思います。
ガソリンタンク
ガソリンタンクはガソリンを常に満タンにしていれば早々錆びる事はありませんが、ガソリンを抜いたままor少ないまま放置していると割とすぐに錆びてしまいます。錆びると燃料経路が詰まり、エンジンがかからなくなる原因になります。ガソリンに投入する事でタンクを錆びづらくさせる添加材(ワコーズのフューエルワン、エーゼットのFCR-062等)やタンク内をコーティングする事で錆を防止するケミカル(ワコーズのタンクライナー、エーゼットのタンククリーナー等)が販売されているので、使ってみるのも良いと思います。
インナーチューブ
続いてはフロントフォークのインナーチューブの摺動部です。SP125のメッキ部は質の問題なのか凄く錆びやすいように感じます。(インナーチューブ、マフラーガード、ステムナット等)
特にインナーチューブは一度錆び始めると錆を落としてもすぐに再発するようになるので防錆処理はしっかりとしておきたいところ。
さてやっつけるか(。-ω-)っ[真鍮ブラシ]
(錆´・ω・`錆)おぉん?
ゴシゴシ(-ω-)っ
(錆´・ω…:.;::..
ゴシゴシ(-ω-)っ
(錆´・;::: .:.;:
ゴシゴシ(-ω-)っ
;::: .:.;: ぐぁぁぁ
(∩-ω-)ふぅ
~翌日~
(錆´・ω・`錆)ノ やぁ
(*`皿´*)ムキー!
↑こんな感じになります。
フロントフォークの中にはフォークオイルが入っていてオイルシールで密閉されています。
なのでインナーチューブのストローク範囲に錆が発生すると、その錆によってオイルシールに傷が入りオイル漏れに繋がります。錆が深くなるとメッキを突き破って穴が開いてしまい修正が大変になるので、そうなる前に対処するようにしましょう。
錆対策として無溶剤タイプのシリコンスプレーを2種類使ってみたのですが、結論を言うとあまり防錆効果は期待出来ません。
オススメはエーゼットのCKM-001スプレータイプやC1-008、ヒロバ・ゼロの水置換防錆スプレー。
粘度が低くてサラサラしてるのでゴミを寄せ付けにくいです。
マリーン用のKURE6-66は防錆力は抜群ですが、若干ベタつきがあるのと成分にケロシン(灯油)が入っているのでインナーチューブには不向きかと。
ステムナット等のクロームメッキ部にはデイトナのクロームメッキ保護剤も高い効果を発揮します。
エーゼットのC1-009は防錆力は高いですが、石油系溶剤が入っています。
CKM-001とヒロバ・ゼロの水置換防錆スプレーも石油系溶剤が入っていますが、含有量の問題なのかゴムにも対応となっています。オイルシールも一応耐油性があるので大丈夫でしょう。
インナーチューブに浮いた錆を真鍮ブラシ等で磨いて落とす場合はブラシを縦ではなく横方向に動かして落とします。なるべく錆のある部分だけを優しく磨くようにして下さい。
錆び止めを塗ったら、ゴミ等付着防止の為オイル感が残らない程度に拭き取ります。
ステムナットやマフラーガードも同じように防錆処理を行います。
ドライブチェーン
ドライブチェーンは恐らくほとんどの方が錆びているのを目撃した事があるかと思いますが、実はきちんとメンテナンスをしていればほとんど錆びません。なのでチェーンの状態を見ればメンテをきちんとしているかが一目で分かってしまいます。とは言っても外観上の錆びは少しくらいなら気にする必要も無いんですけどね(-ω-)
問題になるのは中の部分で、錆が酷いと固着してローラーが回らなくなったりチェーンが波打ったりします。
そうなるとフリクションロスが発生し、パフォーマンス低下の原因になったり最悪走行中にチェーンが切れたりします。
さて。雨でも雪でも走りまくる僕のT115君のチェーンが全く錆びないのは何故でしょうか?
(T。・ω・)実は金で出来ている
(。-ω-)そんなバナナ
(T。・ω・)老眼が酷くて実は錆びてるのに気付いていない
(;-ω-)あるかも知れない…(ぇ
【チェーンの錆び対策四ヶ条】
・水分を除去する事。
・油膜を切らさない事。
・チェーンを綺麗に保つ事。
・点錆を見付けたら早めに除去する事。
水分を徹底的に除去するのには水置換剤がオススメです。水置換剤が水分の下に潜り込んで全て追い出してくれます。
大雨の中走行したら放置は厳禁です。油膜が切れてチェーンはカラッカラな上に水分も付着していたら錆びるのは当たり前ですね。
僕が使っているオススメのアイテムはこちら。
ヒロバ・ゼロ 極圧水置換オイルスプレー
雨の中走行したら取り敢えずこれを吹いておくだけでOK。防錆&洗浄用に最適です。値段も安くてコスパ最強。
チェーンの汚れが酷い場合は塗布後にチェーンブラシを使って汚れを落とします。その後拭き取るのも忘れずに。シールチェーンにも対応しています。粘度が低すぎるのでバイクのチェーンの潤滑目的には不向きです。なので溶剤分が飛んだらその後の注油もしっかり行いましょう。
KURE 5-56
チェーンに5-56…!?( ゚д゚ )ダメだコイツ早くなんとかしないと…
そう思った方はたくさんいると思います。
バイクのチェーンに使ってはいけないとよくネタにされる5-56。でも実は正しく使えばかなりの実力者なんですよ彼は。キャプテン翼でいう森崎君みたいなものです。
(T。・ω・)いや彼は誰が見てもザルキーパーだよ
まず5-56の主成分はケロシン(灯油)です。厳密にはケロシン=灯油ではないみたいなんですが、一般的にはそういう認識で問題無いです。
そして防錆成分として水置換剤が入っています。
灯油が入っている時点でシールチェーンには使えません。タイヤ等のゴム部分やチェーンガード等のプラスチック部分にも付着しないようにする必要があります。粘度も低くすぐ揮発するのでチェーンの潤滑目的にも使えません。臭いもキツイです。
(T。・ω・)それじゃ本当に森崎君じゃん
5-56の特筆すべき点はその洗浄力の高さとそこそこの防錆力です。
高粘度のチェーンルブでドロドロに汚れたチェーンでも、吹きかけて少し時間を置いてからブラシでゴシゴシすれば簡単に綺麗になります。
パーツクリーナーと違うのは同時に防錆もしてくれるところ。
こちらも雨の中走行したら吹きかけておくだけで大分違います。揮発性が割と高いので、その後の注油も忘れずに。
まぁ、周りにかからないように注意する必要があるので、結局ヒロバ・ゼロの水置換スプレーがあれば十分なんですけどね。SP125はシールチェーンですし。
(T。・ω・)やっぱ森崎君だわ
モノタロウ 防錆潤滑剤
パッケージが新しくなりました。基本的に5-56とほぼ同じ。価格的にコスパはこちらが上。付属のノズルは太くて使いづらいので5-56の赤いやつに交換すると使いやすくなります。
(あれ…やっぱり5-56必要無いんじゃ…(´・ω・`))
次に行きましょう(`・ω・´)彡
注油にはこちらを使っています。
自作ブレンドオイル
余ったエンジンオイルとヒロバ・ゼロのVG110チェーンソーオイルを配合して作ってあります。夏場は5:1、冬場は10:1の割合で混ぜると丁度良い感じの粘度になります。
オイルメンテはコストがかからずチェーンが汚れないので僕の中では一番頻度が高いです。めんどくさいですが(-ω-)
エーゼット CKM-002
割と万能な極圧剤配合の高性能オイル。チェーンの潤滑に使うには夏場はちょっと粘度的に物足りない印象。シールチェーンにも対応。大容量タイプもあります。
DID チェーンルブ
吹きかけた時はサラサラしててよく浸透し、時間が立つと粘度が上がって潤滑性を保ってくれるという魔法の様なチェーンルブ。さすがチェーンメーカーが作っただけの事はあります。オイルより耐久性があるのでロングツーリング等のここぞという時に使っています。値段が高めなのと掃除がちょっと大変なのがネック。シールチェーンにも対応。
エーゼット BCL-005 チェーンルブ
間違いなくコスパ最強のチェーンルブ。正直日常使いならこれ一本で十分です。
ウェットルブとドライルブの良いとこ取りのセミウェットタイプなのでチェーンの掃除もドライタイプ程大変では無いですし、耐久性もドライタイプ程ではありませんがそれなりにあります。
合成エステルをベースに耐熱性、耐水性に優れるMCA(白色固体潤滑剤)、PTFE(フッ素樹脂)まで配合。おまけにバリウムフリーで水置換性まで持っています。その上内容量が420mlでこの価格はもはやオバケ(-ω-)ヤフーのヒロバ·ゼロで買うと400円代!
ノズルも細いステンレスノズルなので狙った箇所に注油しやすく、シールチェーンにも勿論対応しています。
MCAが配合されているので注油するとカルピスのように白くなります(; ・`ω・´)
水置換性のチェーンルブは凄く便利で、洗車後に水分が残っていてもそのまま注油できますし、チェーンがとても錆びづらくなりますよ( ´∀`)
↓チェーンの注油についてはこちらを御覧下さい。
kebosuke.hatenablog.com
もし錆を発見した場合は深くなる前に速やかに真鍮ブラシで除去しましょう。
以上4つの点を守っていればチェーンはいつまでも綺麗でいてくれますよ(∩^👄^∩)ウフフ
以上、防錆処理についてでした。
あぁ、早くツーリングに行きたいなぁ(´・~・`)ムシャムシャ