こんばんは(=゚ω゚)ノケボスケです。
今の季節になるとダンゴムシが大量発生しますよね。昨年はタッパーで30匹くらい飼ってたんですよ(*^ω^)
外から眺めてるとみんなマイペースなんですが、蓋を開けた途端にT115君ばりの加速で色んな所に隠れだすのがとても可愛いんです(*゚∀゚*)
εε=┏(┏ ・ω・)┓
虫嫌いな方いたらごめんなさい(-ω-;)
さて、SP125が納車されてから慣らし運転で550km程走りましたので軽くインプレをしたいと思います。
スロットル全開にするのは1000km以降と決めているので、1000km以上走ったらまたインプレします(*゚∀゚*)
HONDA SP125 インプレ
eSPロングストロークエンジンは割と静かで好印象
まずはエンジンを始動。キーをONにしてスタートスイッチを押すと音も無くエンジンが回り始めます。SP125には一般的なセルモーターは使われていなく、変わりにACGスターターという方式が採用されています。このACGスターターはクランク軸と直結していて直接回転させるので始動時にギアを介しません。なのでとてもスムーズに始動させる事が出来ます。
このいきなりガラガラ回り始める感じ。とても新鮮です( ´∀`)
始動直後は暖気の為しばらく回転数が上がるので若干やかましさを感じますが、暖気が終わると割と静かですね。エンジン音は父親のPCXと似てる気がします。
走行中もヒューンヒューーーーーンといった感じでとても静かです。YB125SPの音色とはまた違った、より滑らかでシルキーな感じ。T115君の( 卍^o^)卍ドゥルルルルとは大違いです。
(T。卍^o^)卍ドゥルルルル…!!(悪かったね)
ポジションは楽。シーソーペダルは△
身長172cmの僕が跨がってみると少し膝が曲がる程度で足つき性は良好。
( ゚д゚ )彡
(T。=ω=)コッチミンナw
重心は少し高く感じますが、そもそも車体重量が118kgと軽量なので特に気にはなりません。
ハンドルはセミアップな感じでタンクのホールド感といい、何だか教習所のCB400SFを思い出します。
ステップ位置は若干前にある感じですが、そこまで変な違和感はありません。
跨がったら自然とそこにハンドルとステップがありタンクがある。そんな感じです。
ちょっと残念なのはシフトペダル。
SP125はリターン式ミッションですがシーソーペダルを採用しています。ちなみにYB125SPもそうでした。
シーソーペダルは靴のつま先を傷めなくて済むので便利なのですが、SP125のシーソーペダルは後ろ側の角度がキツく、意識してないとたまにスカります。
慣れれば問題無いのかも知れませんが、少々やりづらさを感じますね。
乗り心地は○。だけど致命的な欠点が…
走り出してみると1速が物凄くローギヤード。出だしのトルク感が強く、驚いた事にアイドリング状態のままゆっくりクラッチを繋いでいくと、エンストせずにそのままスルスル発進する事が出来てしまいます。その時の時速は約5km。しかしその分頭打ちも早く、尚且つ1速と2速がワイド気味なのか回転数の落ち込みが激しく、少々扱いづらさを感じます。
振動の少なさはさすがeSPエンジンといったところで、2速以降も全体的にローギヤードな割には60kmで巡航していても嫌な振動は感じません。65kmを超えてくるとハンドルからビリビリ感が伝わってきます。
これだけロングストロークなエンジンなら振動も凄いのかな?と予想してたのですが、良い意味で期待を裏切られました。ハイギヤード化出来ればもっと快適になるでしょうね。
1速以外は出だしのトルク感よりも低~中回転域の速度の伸びの良さの方が際立っている気がします。この辺はあくまでT115と比較してみての印象ですが。
やはり小排気量のバイクは2.2馬力差でも結構違うものですね。そうなると15馬力のバイクにも乗ってみたくなります。
リアショックはプリロードを5段階で調整できます。
納車時は2番目に柔らかい設定になっていましたが、よく効いている印象で少々荒れた路面でもゴツゴツ感を感じません。シートもそれなりにクッション性があるので50km以上走ってきても疲労感が少ないです。お尻はやはり痛くなりますが(;^o^)
ギアは入りが渋くて時折引っ掛かりのようなものを感じる事があるので、慣らし中はなるべく回転数を合わせて適切なギアチェンジを心掛けたいところ。
ブレーキに関しては当たりをつけるために積極的に使うようにしていましたが、フロントはよく効くかなぁと。リアはコンビブレーキになっていて、踏むとフロントにも若干制動がかかるようになっていますが正直よく分かりません(;^o^)
そしてSP125の致命的な欠点。
それは、これだけ1速がローギヤードで扱いづらいのにハイギヤード化が(多分)難しい事。
SP125のフロントスプロケットのカバーを開けてみると中はこうなっています。
くの字の様になっているとこにカバー側のチェーンガイドが着くようなんですが、15Tにすると多分ガイドと接触します。仮に着いたとしてもかなりギリギリだと思います。リアスプロケットを変更するにしてもチェーンスライダーの位置的に大きくは変えられなそうです。
ちなみにSP125の変速比、減速比を調べてみたら…
1次減速比…3.421
2次減速比…2.928
(変速比)
1速…3.454
2速…1.933
3速…1.315
4速…1.095
5速…0.933
でした。ここから総減速比を計算してみると…
1速…34.598
2速…19.362
3速…13.172
4速…10.968
5速…9.346
になります。
そして1速の総減速比を同じ18インチの他車種と比べてみると…
SP125…34.598
YBR125…28.882
CBF125…27.050
FAZER125…26.433
EN125…33.458
CB125F…30.914
です。
ここからフロントスプロケットを1T上げると32.293になり、それにプラスしてリアスプロケットも2T下げると30.720になります。これでもまだ上3車種よりローギヤードなんです。
そして1速だけやたら離れているので、1速をハイギヤードにし過ぎると今度は5速が回らなくなってしまうという罠…。
まぁ逆に言えば発進のトルク感を残しつつ上はハイギヤードに出来るという訳で燃費には貢献してきそうなんですが。
という事でどれだけ1速がローギヤードか分かったかと思います。とにかく何の為に存在してるのか分からないくらい全く使い物になりません。これはちょっと残念です。16Tは無理でも何とか15T化だけでも出来れば少しは違うとは思うんですが。
燃費は70km/L超え濃厚か?
SP125のメーターには瞬間燃費計と平均燃費計が備わっていますが、今のところ平均燃費は72~78程度。瞬間燃費は60~90辺りを行ったり来たりで、巡航中は70~80、ちょっとした下り坂だと99.9になります。メーターが100%正しいとは思っていないですが、走行距離と給油量的に70辺りなのではないかと思います。
まぁまだ慣らし中で本領を発揮していない部分もあると思うので、1000km走行後の実測燃費をお楽しみに(-ω-)v
総評
ミッションがイマイチなのを除けば全体的に良く出来たバイクだなぁと思いました。この価格でこれだけの性能のバイクを手に入れられるなんてちょっとズルい気がします。インド品質な部分がちょいちょい見受けられますが(-ω-)コスパはかなり良いと思います。以上、SP125の慣らし走行インプレでした。