こんばんは(。・ω・)ノケボスケです。
この間、休日にSP125で走っていたらすれ違ったライダー2人組にヤエーされたので倍返ししましたv(*^ω^)vイェーイ
返したのは実は初めてなんですが、なんかほっこりしました。
ヤエーとはライダー同士の挨拶みたいなもので、走っていてすれ違う時にお互いに手をあげたりピースをしたりしてテレパシーを送り合います。語源はYEAHみたいです。
Yeah→Yaeh→ヤエー
正直言うと以前はこのヤエーの風潮が馴れ馴れしくて凄く嫌いでした。
でも今は「されないかな?」とワクワクしてたりします(笑)
心が広くなったという事でいいんでしょうか⊂( ^ω^ )⊃?
でも自分からやる勇気はありません(-ω-;)
納車整備って何だろう…?
さてさて。新しく我が家にやってきたSP125君ですが、乗る前に一応各部の点検と整備をしました。納車整備はやってもらってる筈なのですが、結果的に快適に乗れる状態では無かったので自分でやっておいて正解でした。まずはクラッチレバーを握ってみますが遊びが全くありませんでした。
まぁ、これに関しては人によって調整具合が違うから自分で調整してねって事なんでしょうかね(-ω-)?
クラッチの遊びの調整は基本的にクラッチレバー側のアジャスターでやるんですが、SP125にはレバー側のアジャスターが無いのでクラッチ(エンジン)側にあるアジャスターで調整します。
調整側のナットを締めると遊びが小さくなっていき、緩めると遊びが大きくなっていきます。丁度良い具合に調整出来たらロックナットを締めます。
マニュアルには10~20mmと書いてあるので取り敢えず10mm程度にしてみました。
実際自分で握ってみても丁度いい感じかなと思います。
遊びは大きくしすぎるとレバーを握りきってもクラッチが完全に切れていなかったり、発進時に急に繋がりエンストしてしまったりします。
逆に遊びが無い(小さすぎる)とレバーを離した状態でも完全にクラッチが繋がっていなくてクラッチ滑りの原因になったり、発進時に中々繋がらなくてもたついたりします。握り幅も広くなるので当然手も疲れます。
次にリアブレーキペダルの遊びもほぼ無かったので調整します。
こちらも締めていくと遊びが小さくなり、緩めると遊びが大きくなっていきます。
マニュアルには20~30mmと記載があるのでそれに従います。走行距離を重ねていく内にブレーキシューが消耗していき、段々遊びが大きくなってくるのでその都度調整します。
次にチェーンカバーを外してチェーンを見てみます。
…
(;^o^)どうやらTウイルスに感染しているようだ…
裏側も錆だらけでした。
スプロケットも…
チェーンの錆は除去したんですが、大分深くまで侵食しているようなのですぐ再発しそうです。固着しているのか波打ちも酷くて動きが渋すぎます。
という訳でチェーンは全く使っていないのに既に交換レベルという前代未聞の世界仰天ニュース(ノ 'A` )ノ⌒┻┻
なるほど…これがエスニックジョークというやつなのか(^o^;)やりおる…
次にチェーンラインがバッチリ出ているか確認したら出ていませんでした(;´д`)どうせ交換するからいいかな
フロントスプロケットのシャフトにグリスは…
塗られてなかった。
シャフトも少し錆びていたので一度フロントスプロケットを外し、シャフトの錆を綺麗に落とした後に摩耗防止と錆防止の為に極圧グラファイトグリスを塗りました。
オイルシールが既に少し傷んでるように見えます。
グラファイトグリスは二硫化モリブデングリスより耐水性に優れていて粘度も硬めなので試しに使ってみました。
チェーンの弛みを測定したところ約25mmと適正範囲内(20~30mm)でした。タイヤの空気圧も問題無し。エンジンオイルも規定内に収まっていました。
大体こんな所ですかね(-ω-)取り敢えずブレーキはちゃんと効くようなのでひと安心
早速試運転といきたい所ですが、車輌が店舗を出てから到着までに随分日数がかかったので念の為にドライスタート対策をします。
ドライスタートとはエンジン内部の油膜が無くなっている(薄くなっている)状態で始動させる事です。
長期間エンジンをかけていないとオイルがオイルパンに落ちきってしまい内部の油膜が薄くなったり油膜切れを起こしてしまいます。その状態でスタートさせてしまうと再びオイルが回るまでの間に金属部がほぼ無潤滑状態で擦れてしまいアッーとなる訳です。
ドライスタートになるまでの放置期間については色々意見がありますが、対策をやるに越した事はないと思うのでやっておきます。
SP125にはキックが付いているので、圧縮がかからないようにプラグを外して空キックを20回くらいします。
(`・ω・´)ジュポジュポ!
ちなみにその時に外したプラグがこちらなんですが…
めっちゃかぶってます(;´A`)ナンデ
20回くらいジュポジュポしたらプラグとプラグコードを戻してエンジンをスタートさせます。40秒くらいアイドリングすると暖気が終わり回転数が下がるのでそうなったら走り出せますが、その前に半クラの位置を覚えておきます。
クラッチレバーを握り1速に入れます。
そのままゆっくり離していくとある位置に来たときに車体が前に進もうとします。そこが半クラの始まりの位置なので、発進の際の目安にします。
以上、初乗り前の点検整備でした。
T115君が優秀な子だっただけに、ちょっとインドクオリティーにショボーン(´・ω・`)とさせられる部分がありましたが、そこも可愛い所だと思って大切に可愛がっていきたいと思います(*゚∀゚*)
それでは楽しいツーリングにレッツゴー(*・ω・)ノ