こんばんは(=゚ω゚)ノケボスケです。
色々書きたいことが溜まってます(-ω-)どれから書いていこうか迷ってますが、取り敢えず冬なので時既に遅しネタにならないように寒さ対策とかそういうのから書いていこうと思ってます。
冬の通勤の為にT115にBONSUNスパイクタイヤを装着
という訳で今回は冬の必需品「スパイクタイヤ」を装着しました。バイクにはスタッドレスタイヤ(スノータイヤ)とスパイクタイヤがあります。
スタッドレスタイヤは文字通りスタッド(スパイク)が無いタイヤで、無くてもある程度雪道を走れますよ。といったタイヤです。ノーマルタイヤよりゴムが柔らかいのと溝が深くなってるのが特徴です。
ただし凍結路に対してはほとんど無力です。一応「サイプ」という氷を引っ掻いてグリップ力を得る為の細かい切れ込みが入っているのもありますが、所詮はゴムなので過信してはいけません。
対してスパイクタイヤはタイヤに金属のピンが埋め込まれており、それが凍結路面に食いつく事でグリップ力を得ます。
スパイクピンの先端は大体はタングステン(超硬合金)で出来ており、そう簡単には摩耗しないようになっています。
なので気温がマイナスになるような寒地では凍結路対策としてスパイクタイヤがオススメです。
ただ、積雪も凍結も無い通常時は乗り心地が悪く滑りやすいというデメリットもあります。
スタッドレスもノーマルよりは走行性能は落ちますが、スパイクタイヤよりは大分マシです。
後はタイヤにチェーンを巻くという選択も一応ありますが、雪道限定なので積雪の多い地域以外はオススメしません。その都度付け外しするのもめんどくさいですし。
ちなみにスパイクタイヤは法律で規制がかかってますが、125cc以下の原付や緊急車両等は対象外になっています。 ただ自治体によっては使用期間等が定められていたりするので、使用する場合は各自治体に確認して下さい。
という事で今回用意したのがこちら。
BONSUN製スパイクタイヤ
サイズは2.25-17と2.50-17です。純正より幅は細くなりますね。
(T。・ω・)あれ?スパイクタイヤ作ってたんじゃないの?
(;=ω=)追加のスパイクピン買うよりこっちの方が安くて手っ取り早いからこっちにしちゃった…。
製作中のスパイクタイヤのベースに使ったのはDEESTONEのD982というブロックタイヤですが、こちらはノーマルタイヤとして使う事にします。ピンを打ったとこは穴が空いてしまいましたが(-ω-;)
(T。^o^)チョコリングドーナツ?
ちなみにスパイクピンはベストグリップの#1000を買いました。
50本で4500円と結構なお値段がします(;^o^)
ねじ込み式のタイプなので割と簡単に取り付ける事が出来ます。
このタイプの物は他にもあるんですが、品質的にはこれが一番かなと思います。
という訳でスパイクタイヤ製作は中止です(-ω-;)
BONSUNスパイクタイヤはベースがスノータイヤなのでトレッド面のゴムがブニブニと柔らかいです。
製造日はフロントが2019年、リアが2020年になっていました。
ちなみにタイヤの製造日の見方ですが、タイヤの側面に4桁の数字があるのでそれで読み取る事ができます。
後2桁が製造年(西暦)、前の2桁が何週目かを表しています。この場合は「1120」なので、2020年の11週目=3月7日~3月13日の間に作られたという事になります。
それでは交換していきます。まずはフロントから。
最初にブレーキキャリパーをブレーキディスクから外しますが、外したキャリパーを置いておく台等を予め用意しておいて下さい。ツールワゴン等がある方はそれが良いかと(-ω-)
外したキャリパーを宙にブラーンとさせておくのはホースに負担が掛かるのであまり宜しくありません。
キャリパーはフロントフォークにマウントされてるので、3ヶ所あるボルトを外していきます。外したら矢印方向に引けば外れます。
次にアクスルシャフトを外しますが、アクスルナットを緩めたらシャフトを外す前にフロントタイヤを浮かせます。
(最初に浮かせておいても作業は出来ますが、不安定になるので出来れば接地させた状態の方が良いです。)
センタースタンドで車体を立ててる状態でシートの後ろ側に何か重い物を乗せたりして荷重を掛ければフロントが上がります。※物を乗せておく場合は落とさないように注意して下さい。
ちなみにアクスルシャフトのレンチサイズはシャフト頭側が14mm、ナット側が17mmです。
アクスルナットを外したら後はシャフトを抜けばホイールが外れます。外れたメーターギヤも台等に乗せておくと良いです。
それでは純正タイヤを外していきましょう。
使う工具はこちら
タイヤレバー
リムプロテクター
虫回し(バルブレンチ)
まずはタイヤの空気を全部抜きます。
エアーバルブキャップを外すと中はこうなっています。
真ん中の部分を何か細い物で押しても空気は抜けますが、時間がかかります。
虫回し(バルブレンチ)で中の虫ゴムを抜いた方が早いです。一瞬で全部抜けます。
ただ、虫ゴムが吹っ飛んでいく可能性があるので注意して下さい。
空気を抜いたらビードを落とします。
ビードとはこの部分の事です。
普段はホイールに密着しています。
チューブタイヤの場合は上から手で押すだけで簡単に落とせます。
裏表両方のビードを落としたらリムプロテクターをホイールに付けていきます。
リムプロテクターとは名前の通りホイールリムに傷が付かないように保護する為の物です。
僕の場合はこんな感じの配置にしました。
リムプロテクターを付けたらタイヤレバーを使いテコの原理を使ってタイヤをホイールから外していきます。
初めてやる場合はビードがホイールの中に戻ってしまったりで、コツを掴むまで少し時間がかかるかもしれません。コツが分かればそんなに難しくないです。
タイヤレバーをリムプロテクターとビードの間に挟みます。1本のタイヤレバーで隙間を作り、もう1本で外していくような感じです。3本あると更にやり易くなります。
タイヤの中にチューブが入っているので、再利用する場合はパンクさせないように注意して下さい。レバーを倒しすぎないようにするといいです。
こんな感じになったら後は手で外せます。
片側が全部外れました。反対側も同じように外します。
パンクさせないようにチューブを抜いておきます。バルブのナットを外すのも忘れずに。
後はグイグイ押してやればタイヤがホイールから外れます。
せっかくなのでホイールを綺麗にしました。タイヤを組む前にホイールの状態もよく確認しておいて下さい。チューブの接触面に大きな傷やバリ、異物等があるとパンクの原因になります。
ではお待ちかねのBONSUNちゃんを取り付けていきます。
まずはBONSUNちゃんにおめかしをしてあげます。ここで使うのはファンデーション…ではなく「タイヤパウダー」「タルク」「タルカンパウダー」等と呼ばれてる白い粉です。※決して怪しい粉ではありません。
この粉をタイヤの中にまぶします。歌舞伎役者みたく真っ白にする必要はありません。軽く行き渡る程度で大丈夫です。
こうする事でチューブの張り付きを防止し、パンクするリスクを減らす事が出来ます。
次にチューブを入れていきます。今回用意したのはIRCのチューブとVee Rubberのチューブです。
Vee rubberは安かったので買ってみたのですが、ホントに新品なのかな?と思うくらい白っぽくて痛んでるような感じだったので次は買いません(;^o^)
チューブをタイヤの中に入れたら空気を少し入れます。軽く馴染む程度で十分です。入れすぎるとこの後の工程で困ります。
ちなみにこの時にエアーバルブの位置をタイヤの軽点マーク(黄色いマーク)に合わせるのが正しいと言われていますが必ずしもそうとは限りません。
理屈的にはタイヤの軽点マークがタイヤの一番軽い部分、バルブが付いている所が一番重い部分だからそれでバランスを取るという事なんですが、ホイールはバルブの部分が一番重いかというと実はそうでは無かったりするんです。
なのでどっちにしろ最終的にはホイールバランスの調整は必要になってきます。
まぁ僕は軽点マークに合わせますけどね( ゚∀゚ )ゝ
ホイールバランスも、著しく偏ってなければ125cc程度の重量、スピードであれば調整の必要性はありません。
100km近い高速走行をする場合は必要になってきます。
というかそもそもこのBONSUN
何もマークが無いよ?( ゚д゚ )
はい。マークが無いタイヤもあります。
なので適当です(-ω-)
チューブを入れたら次に使うのはこれ
結束バンドぉ~(*^o^)/\(^-^*)
これは必須では無いですが使うとチューブの捻れや噛み込みを防止出来ますし、タイヤが入れやすくなります。僕は力が無いので僕にとっては必須です(笑)
タイヤを結束バンドでおもいっきり縛っていきます。
僕は5ヶ所縛りました。※チューブがはみ出たりしてないか確認する事
次にタイヤのビード部分にビードクリーム(ビードワックス)を塗っていきます。
これを使うとタイヤをホイールに嵌める際にヌルッと入れやすくなります。その他ビードを上げやすくしたりビードを保護したりする効果もあります。
これ無しだとホントに入りません(;^o^)
両面満遍なく塗ったらタイヤを入れていきます。
まずはバルブをホイールに通しておきます。※バルブナットは2つ付いていて内側と外側で挟み込むようになるので1つを外しておくのを忘れずに
バルブを入れたら外れないようにナットを仮締めしておきます。
後はひたすら力技です(`・ω・´)全体重を乗っけてバルブの部分からオリャオリャと嵌めていきます。
嵌まったら結束バンドを切っていきます。
空気を入れる前に一応チューブの状態を確認しておきます。
大丈夫であれば空気を入れてビードを上げます(リムに密着させる)
チューブレスタイヤの場合は空気圧を400~500kPaくらいまで入れないとビードが上がらなかったりしますが、チューブタイヤの場合は指定空気圧まで入れれば大体ビードが上がるかと思います。上がらなかったら少し足して下さい。足した場合は後でその分減らすのを忘れずに。
チューブレスタイヤはビードが上がる時にポンッと音がしますが、チューブタイヤはチューブで内圧を保っているので音はしません。
ビードが全部上がったのを確認したら最後にバルブナットを本締めしてキャップを取り付けて完了です(`・ω・´)
ちなみにフロントホイールを戻す際にメーターギヤを取り付けますが、メーターギヤの出っ張りがフロントフォークの溝に嵌るようになっています。
リアも同じ要領で交換しました。
T115君。何だかとても頼もしいです。
雪も降ってないし凍結もしてませんが早速走ってみました。
当たり前ですが乗り心地が凄く悪いです(;^o^)
まずバイクが思うように曲がりません(笑)スピードを出しすぎると間違いなく突っ込みます。
そして転がり抵抗が増えた為かスピードが出ません。
直線を走ってる分には特に不安な感じはしませんね(-ω-)
肝心の雪道での走行インプレが出来なくて申し訳ありません…
(T。・ω・)文句ならお天気さんに言ってね
BONSUNタイヤ。名前が好きです。
ぼんすぅ〜ん(´・ω・`)